【感想・ネタバレ】野中郁次郎 ビジュアル講義 第二次世界大戦のレビュー

あらすじ

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【変化する戦場を作戦レベルで俯瞰】
戦後 70 年にわたり軍事がタブー視されたため、日本人には「軍事」に関する「知」が欠如している――。本書は、『失敗の本質』のリーダーである野中郁次郎氏の視点で、第二次世界大戦の主要な戦いについてどのようなイノベーションが戦いを左右したのかを明らかにするビジュアルな戦史解説の書。複雑で時々刻々と変化する戦場を作戦レベルで俯瞰し、時間経過を明確にしつつ、常にその戦場、現場が全体像の中のどこに位置づけられ、敵と味方の関係性がいかに変化していくのかを対比しつつ明示する。

【目次】
第I編 英仏独の戦い
第1章 フランスの崩壊(1940年5~6月)
第2章 バトル・オブ・ブリテン(1940年5~10月)
第II編 太平洋の戦い
第1章 ミッドウェー(1941年12月8日~42年6月2日)
第2章 ガダルカナル(1942年8~12月)
第3章 太平洋島嶼戦(1942年8月~45年4月)
第III編 大陸の戦い
第1章 独ソ戦
第2章 ソフィン戦争
第IV編 適応と革新
1 適応と創造の理論
2 大戦における革新
3 知的機動力

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ビジュアルだから、すいすい頭に入ってくるかと言えば、そうではない。戦略図や戦闘記録など内容が濃いので、軍事系の本に親しみがない人はじっくり読まないと。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

「死なないと、帰れない島」と平行して、チェック。
日本統治下の太平洋の島々。ガタルガナル、サイパン、ベティオ、タニアン、グアム、ペリリュー、そして硫黄島と沖縄。資源も兵力もすべてに不利だった日本は自暴自棄的に太平洋戦争に突入する。しかし、硫黄島は戦略的に非常に重要な位置にあることがわかる。現在でもシーレーンの要として、アメリカは離したがらない。
太平洋戦争以外にも、英仏独戦争、独ソ戦、などの分析もある。

0
2025年08月09日

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