【感想・ネタバレ】帰化人から見た日本のレビュー

あらすじ

GDPは中国に、一人当たりのGDPは韓国に抜かれ、落日の空気が高まる日本。自信を失っている日本人も少なくありません。本書は日本に帰化した元中国人の著者が、日本の社会や文化を中国と比較し、何が優れているから自分が帰化したのかということを評論します。韓国から帰化した呉善花さんとの対談も収録。敬語や食に対する考え方など、中韓と比べた日本の文化や社会の良さについて率直に語ります。

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Posted by ブクログ

歴史的に中国は政権が交代するたびにその伝統も文化も破壊されてきた歴史的経緯があるという。その中で中国固有の風景なり伝統が日本の神社仏閣および国宝として存在しているものがあるという。鑑真和上の風景画など故郷揚州を現代でも見る事が出来、また日本庭園「城南宮」「曲水の宴」なども中国そのものの文化を伝える遺物として日本に存続していると言う。その国の国民、伝統、文化、異文化を見てその存在を歴史と共に認識してこそ重要だと感じた。
かろうじて、日本は歴史的政権交代があっても伝統と文化がある程度保護され、国が、個人が迫害されることなく継承したことで貴重な文化資産として、今でも美しい姿を残していることは誇りであり、日本に残る異文化は韓国含め中国の人々にとっても同じだと思う。

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2025年12月17日

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