【感想・ネタバレ】マリアの決断のレビュー

あらすじ

「遺言には、所領はマリア・エリザベスに与えるとあります」客の言葉を小耳に挟んだマリアは驚いた。伯母に引き取られて以来、召使い同然に扱われてきたが、実は自分は公爵の娘で、亡き母の所領をもらえるらしいのだ。マリアは伯母の家を飛び出し、馬を駆って所領を目指した。所領まであと少し。そう思ったとき、突然近づいてきた別の馬のせいで、彼女は鞍から振り落とされた。もうろうとしつつ目を開けると、放蕩貴族然とした男が立っている。一分一秒も惜しいのに、彼が漂わす魅力的な雰囲気に行く手を邪魔されることになりそうだ……。

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伯母の家で虐げられ召使い同様に扱われてきたヒロイン。出生の秘密を知って一人で伯母の城から逃げ出す気丈で勇気あるシンデレラ。
ヒーローの口説きの場面も熱く、またヒロインも適度な抵抗はしますが彼の魅力に抗えない素直で健気なお姫様。ヒロインは愛人の一人にはなれないと葛藤に苦しみますが、ハラハラドキドキの政治的な事件では体を張って活躍します。
話の展開のリズムも良く一気に読めました。

#アツい #ドキドキハラハラ

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2021年10月16日

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