【感想・ネタバレ】名前探しの放課後(上)のレビュー

あらすじ

依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ1つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」2人はその「誰か」を探し始める。 (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
高一のいつかは12/25に同じ高校の同級生が自殺したということを担任から電話で聞かされたが、次に目覚めた時には3ヶ月前のジャスコの屋上に友人の秀人と居た。最初はタイムスリップしたことを疑うが、徐々に自覚していき、同級生の自殺を止められるのではないかと思案し、同じ中学・高校でSFの自由研究をしていたあすなに事情を説明して協力してもらう。同様に秀人と彼女の椿、2人の友人で生徒会長を狙う天木の5人で、放課後にその自殺しようとしている生徒を特定しようと奮闘。2組の河野という生徒があすなの机の中に自作の遺書を書いたノートを忘れたことをきっかけに候補に上がり、人物像を探ると陸上部の友春を筆頭にクラスでいじめられていることが発覚。河野自身は中学から遺書を書いていて遊びだと言う。河野は放課後体育館に閉じ込められるが、5人で何とか救出。いじめのきっかけは、河野が水泳の時間に下手な泳ぎを披露したことであったため、天木が泳ぎを克服できれば体育の授業で見返せるのでは?と提案し、中学で関東大会レベルに到達した元水泳部いつかが特別コーチとして河野を特訓する。
【感想】
進学校の生徒ということもあり、登場人物の頭の回転が速く展開が早く読みやすい。主人公のいつかはチャラ男であるが、タイムスリップしたのは自分に与えられた使命だと思いちゃんと行動に移しているのが偉い。周りもいつかを信じて解決に導こうとするが、この出来事がなければ話すこともなかったメンバーであるため、全員にとってある意味貴重な機会である。この出来事を通じてお互いが先入観でお互いを見ていたことがわかり、徐々に打ち解けていくところも心の機微が描かれていると感じた。まだ上巻なのでこれから訪れる結末を楽しみにしたい。

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻される。覚えているのは同級生が自殺するということ。でも誰かは思い出せない。いつかはその誰かを仲間と共に探し出す。
さすが辻村深月さんの書く学園ものはおもしろい。不思議と名前も覚えるし、スラスラと読める。
帯に「冷たい校舎の時は止まる」を超えるーとあった。これは下巻が楽しみすぎる!

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

基は未熟なentp or intpであり、人間性としての未熟さに最初は苛立ちを感じた。しかし、高校生であるから、その未熟さは仕方がないものであるかなとも思う。

そんな嫌な人からはスゥーッと消えてしまうのがp型あるあるだと、自身の思いを俯瞰してみて思った。そんな部分も許せる、infj、enfjの人間性を見習わないといけないと気付かされました。(多分坂崎さんはinfj...)

坂崎さん、the infj。いつかの中身を知ってだんだん好きになる過程、思考の中身、自信が発する言葉や相手への配慮。おじいちゃんのおかげで、優しい人に育ったんだなと感じる。

こんな考えを提供してくれる小説はやはり偉大なものだ!紹介してくれた同期に深く感謝。これからも色んな本を読んでいきたい。

というのは、本編の途中までで、最後のどんてん返しは鳥肌がたった。いやぁ、凄すぎる。
確かによくよく考えれば、話の節々に噛み合わないなと思っていたところや、infjのあすなが電車での電話の時に一人で何か抱え込んでるのではないかと疑っていた、、。(急に出てきた水泳、バイクの免許)やはり勘は正しかった。現実では見逃さないようにします!!。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

寝る間も惜しんで読んでしまった。
僕のメジャースプーンの後書きに引き寄せられて。
メジャースプーンの後書きで読んで欲しいと添えられて、誰が関連しているのだろう?と
先入観入りまくって読んで。
ああ!って。
ただ、まだわからないのが、あの子の彼女が果たして
ふみちゃんなのかはまだわからない。
そして、改めてメジャースプーンを読んで思ったのが、主人公の「ぼく」が名前かでて無かったことに!!
気にならなかったのがびっくりした。
ぼくが「ぼく」でしかなく、ぼくのことを名前で誰も読んでいなかったこと。
からの、「ぼく」だった彼の名前が今作で分かった事。
メジャースプーンの後書きに書いてなかったら、多分気付かなかった。初めから先入観なしで読んでたらおそらく気付かなかった。
辻村作品はちょいちょい読んでいるが、こんなにハマった作家は伊坂幸太郎以外では久しぶりかも。
でも、作品によって合う合わないは結構ある。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3ヶ月前にタイムスリップ。
同級生の自殺を止めるべく仲間たちと奮闘する。
いじめの描写があるものの、それ以外は前向きな学園物語な雰囲気で読みやすい。
印象的なのは終盤の水泳の場面。
あすながいつかに対して「別の世界に住む人間」だと壁を感じて絶望するところがリアルで鳥肌が立った。

僕のメジャースプーンと繋がっているらしく、そちらから読めばよかったと後悔しているがもう遅いですね。
とにかく後半が楽しみ!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メジャースプーンでのキャラ達がいくつか出てきて良かった。また出会えたっていうのが嬉しい。

自殺者を探しながら、いつかとあすなが少しずつ成長していく。
水泳で事故があり、夢を諦めることになったけど改めてコーチとして関わっていっている。あすなも、水泳に苦手意識があるようだけど取り組もうってところで終わり。希望を感じた最後だった。
続きが早く読みたい。

自殺の代償行為が遺書を書く。死にたい、自分を傷つけたい、自殺したい、、、そういう思いがあっても死なないために代償行為を行う。それを頼りに死なずにすんでいる人間のことを馬鹿にせず、理解する雰囲気が良かった。代わりに友達を作る、軽いことをやって積み重ねていく。希死念慮のある人間に対しとても良い提案だと感じた。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3か月後、クラスメイトが自殺する。未来の記憶を持ったまま、過去に飛ばされたいつか。名前の知らない自殺者を探し、自殺をとめようとするがー。今まで読んだ辻村さんの作品の中で一番入り込みにくい。主人公のいつかが軽い性格で、考えがいまいちよく分からないことが原因な気がします。自殺が起きた日は12月24日、だけど、タイムトリップが起きた日は1月終わり。いつかが1月のことを語ろうしない上、バイクの免許を急いで取ろうとする理由は何なのか。なんだかんだでとても気になる。さっそく下巻を読みたいと思います。

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2026年03月23日

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