あらすじ
【内容紹介】
研修・セミナーと言えば人が会場に集合し、対面で行うことが標準だった時代は終わりました。
コロナ禍で急速に普及したオンラインのさまざまなツールが定着し、オンライン研修やオンデマンドでの学習が普及しています。
そのような状況において、オンラインであっても対面であっても、人が集合して研修を行うのであれば、「集合するからこその価値」を提供することを、より強く求められるようになっています。
また、講師が一方的に話すスタイル、いわゆる知識付与であれば、集合する必要性はあまり感じられず、オンデマンドの配信や、急速に普及しているAIを活用した学習などに置き換えられる傾向にあります。
本書では、世界30カ国、12万人以上が学んだ「教える」理論の提唱者であるボブ・パイク氏のメソッドを日本に広めてきた著者が、そのメソッドをもとに、初めて学ぶ人に向けて解説しました。
□これから研修講師としてスタートを切るけれど、話術に頼らず、受講者にとって学びの多い研修を行うにはどうしたらいいか
□社内セミナーの講師をすることになったが、どういうふうにセミナーを組み立てればよいかわからない
□一生懸命研修をしているのに、受講者からよい反応が得られない
そうした方々に向けて、すぐに実践でき、知っていると差がつくメソッドを紹介しています。
本書を読んでさらに学びを深めたいと思った方には、本書の各章をさらにくわしく解説した『講師・インストラクターハンドブック』『研修デザインハンドブック』『研修ファシリテーションハンドブック』『オンライン研修ハンドブック』『研修アクティビティハンドブック』がおすすめです。
【目次】はじめに
第1章 講師の心構え、姿勢
第2章 研修の構成・デザイン
第3章 ファシリテーション
第4章 オンライン研修
第5章 研修アクティビティ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私が一生懸命話しているのに、受講生があくびしている!
教室の隅で居眠りしている人もいる!
起きている受講生も、ぽかんとしている!
「質問ありませんか?」と聞いたら、シーン。。。
社内研修講師、社外研修講師などをしたことがある方は
一度は経験のあることではないだろうか。
本書は、ATDのレジェンド:ボブ・パイク氏メソッドをもとに
楽しくかつ伝わる、そして定着する研修をするための、
「参加者主体の研修」のエッセンスをコンパクトに説いている。
研修講師にデビューする人、研修講師初心者向けのはじめの一歩。
コロナ以降急速に普及した、オンライン研修を効果的に行うための章もあり。
既刊の6冊本はちょっと分量が、、、という人もこれなら読める!