【感想・ネタバレ】間取りと妄想のレビュー

あらすじ

同棲中であるミワの家は、玄関のドアを開けると二つのドアが現れる。彼は帰宅すると、ミワのいるリビングに通じるドアではなく、先にもう一方のドアを開くという……(「どちらのドアが先?」)。三橋葉子は、母の死を機に、叔父が暮らしていた家に移り住んだ。葉子はその家に住むにあたり、窓がなくドアも見つけにくい小部屋をつくった……(「仕込み部屋」)。単行本時、話題沸騰した唯一無二の間取り小説、待望の文庫化。(解説・春日武彦)

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Posted by ブクログ

某間取りミステリが気に入りなので、タイトルに引かれて手に取った。ら、思っていた以上に面白くて楽しかった。一風変わった住人が住むのに相応しい一風変わった家を描いた『隣人』『仕込み部屋』がお気に入りで、はっきりとした欲望で作られた家の話である『カウンターは偉大』『浴室と柿の木』に苦笑しつつも上手いなぁと感心もした。思いの外ちゃんと綺麗なハッピーエンドに着地した『ふたごの家』もすごく良かった。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

描かれた13軒の間取りの家で生活している人たちの日常
大きな事件も何も起こらないしオチもない
ただ間取りを見ながら読み進めるだけなので間取り好きの人には無限の楽しみ方ができる
子供のころから間取りで遊んでいた私の妄想遊びを本にしたような一冊でした
楽しかった~

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2025年05月31日

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