あらすじ
「彼氏が殺した」
「継父が怪しい」
「炎上狙いの自作自演」
ある日、忽然と姿を消した女子大学生。
SNSで増幅する疑惑が狂気に変わる――
全豪1位ノンストップミステリー!
これまで読んだなかで最高のスリラーのひとつ。
「人は我が子のためにどこまでやれるのか」を容赦なく描き、深く考えさせられる。――ドン・ウィンズロウ(作家)
NYタイムズ紙のThe Best Thriller Novels of 2024!
休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審なうえ、その後ニーナの姿を見た者はいない。謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に暴かれたのは恐るべき真実で――。
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Posted by ブクログ
傍目にはキラキラお似合いカップル、幼なじみのサイモンとニーナ。
サイモンの家の別荘で過ごした週末を境にニーナが失踪。サイモンは「ニーナとは別れた。ニーナを残し一足先に先に帰ってきたので知らない」と言う。。。
序盤の失踪をめぐる真相の不透明加減は『ゴーン・ガール』を彷彿とさせるサスペンス色強し。
次第にSNSでの情報発信、流言流布に翻弄される関係者達の憐れとも思える奔走ぶりが海外版『俺ではない炎上』のようだった。
とにかく登場人物(サイモンとニーナの親、家族達)のほとんどの言動が浅はか、軽率、後先考えない、頭の中は自分サイドのことばかりで心地悪い。
自分の子どもの将来、安否が掛かる状況なので四の五の言ってられないという焦燥感がもたらす言動の荒れっぷりはある程度の説得力はあるもののちょっとやりすぎ。
唯一、事件の解決を担当する刑事マシューの冷静な対応に心落ち着かされる。
そういう意味では安全地帯を設けつつ、ビターな感じを楽しませる狙った構図なのかもだけど自分的にはえぐみが勝ってしまった。
結末までのマンネリ感といい、結末の皮肉の力技加減といい、全体的に先行作品達の二番煎じ感が否めないかなー。
最後の最後の幕の閉じ方は乙な演出で好き。
Posted by ブクログ
前半から引き込まれる展開です。中盤で早くも犯人が判明したのは驚きでしたが、その後の展開があまりなく、後半ちょっと失速したかなという感じでしたが、読みやすくおもしろかった。