【感想・ネタバレ】中華とは何か ――遊牧民からみた古代中国史のレビュー

あらすじ

中華思想は文明の優劣で人々を区別する発想である。文明のある世界を中華とし、その周辺には野蛮な夷狄がいる。そして夷狄は中華に何も残さなかったものだと長らく考えられてきた。しかし注意深く歴史をみていくと、夷狄であるはずの遊牧民はむしろ中華文明の形成に積極的に関わり、新たに持ち込み、主体的に選別し、継承してきたことがわかる。中華文明拡大の要因は、あらゆるものを内部に取り込んで膨張していく性質にある。逆に言えば、気づけば夷狄も中華になっているのだ。本書は、中国史を遊牧民の視点から捉えなおすことにより、中華の本質に迫る一冊である。

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Posted by ブクログ

モンゴルやウイグル自治区に旅行に行ったことがあります。あの草原の景色が好きで遊牧民族の歴史書をずっと読んでいます。本書はまんべんなく、古代から清まで歴史を遊牧民族に特化してまとめてくれていましたので、入門編もしくは簡単な時代の振り返り的には良書かと思いました。
ここから、自分の気になる時代の歴史を、深く掘り下げたくなりました。、

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

著者はあとがきで、「本書は、これまでの研究によって明らかにされた成果に全面的に依拠している」とある。

確かに目新しさは少なく、かつて高校から大学にかけて学んだ事の復習といった感じであった。

一方で、当時学んだ事が今でも通用するのかな、という再確認が取れたのは良かった。

中国古代史を学びたい高校生や専攻した大学低回生にぴったりの一冊だと思う。

ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて購入。

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2025年11月27日

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