【感想・ネタバレ】自動車ビジネスのレビュー

あらすじ

海のような自動車業界の全貌を徹底解説
クルマを知り、業界を知り、そして未来を見通す


自動車は私たちの生活に欠かせない存在です。日本では約550万人が自動車業界で働き、就業者数の1割に迫る規模となっています。本書では、その大きく深い自動車業界の全貌を、長年モータージャーナリストとして活躍してきた著者が徹底解説します。

自動車の歴史から最先端技術まで、業界の「今」を知るための一冊。電気自動車(BEV)はエンジン車よりも先に誕生していたこと、トヨタ生産方式の驚くべき効率性、世界各国で異なる人気車種の傾向など、興味深い事実を数多く紹介します。さらに、メーカーとディーラーの関係性、アフターマーケットの世界、モータースポーツの意義など、自動車ビジネスの多様な側面に光を当て、業界全体の構造を浮き彫りにします。

【本書の構成】
第1章 メルセデスに学ぶ自動車の歴史の世界
第2章 OEM車に学ぶサプライヤーの世界
第3章 ブランドロイヤルティに学ぶ自動車メーカーの世界
第4章 カー・デザイナーに学ぶ自動車開発・生産の世界
第5章 販売チャネルに学ぶ自動車流通・販売の世界
第6章 オートサロンに学ぶアフターマーケットの世界
第7章 ミニバンに学ぶ自動車市場の世界
第8章 耐久レースに学ぶモータースポーツの世界
第9章 ハイブリッドに学ぶ自動車の未来

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Posted by ブクログ

ネタバレ

車業界のキーワードがシンプルにわかりやすく説明されており、車にあまり詳しくない自分でも興味をもって読むことができた。
また日本メーカーの電気自動車の立ち位置やプラチナの価格上下の話は、自分にはない(知らない)視点を提供してくれた。

日本のハイブリッド車(特にトヨタ)の技術は、他社が追いつくのが極めて困難であることも知れた。
この話を読むと、欧米や中国の自動車業界がこぞって電気自動車に流れるのも一理ある。

車業界も技術は一流、販売二流、標準化三流とならないようにしてほしい。

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2025年08月16日

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