【感想・ネタバレ】ビッグコミック創刊物語のレビュー

あらすじ

社内で吹き溜まりと揶揄される第二編集部から生まれた『ビッグコミック』。創刊編集長の小西湧之助は、自分たちを泥底のナマズにたとえ、いつか世の中を揺り動かす大ナマズになってやると誓う。白土三平、手塚治虫、石森章太郎、さいとう・たかを、水木しげるら人気作家を口説き落とし、青年コミックの市場を切り拓いた編集者たちの熱き奮闘の物語。

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Posted by ブクログ

2008年に刊行された『ビッグコミック創刊物語~ナマズの意地』の改訂増補版。
マンガは子供が読むものと認識されていた時代に、
知的な大人のための娯楽雑誌を創った名物編集長・小西湧之助氏の辣腕と、
人気を支えた大物漫画家たちの活躍に迫ったノンフィクション。
電車以外だと乗り物酔いしてしまう楳図かずお先生を、
終電が出た後、神保町から目白まで小西氏が徒歩で送っていったというエピソードが
微笑ましい。

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2013年04月18日

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