あらすじ
倉吉芽久はグループ会社の御曹司・生方烈に憧れていた。じつは芽久の双子の兄と烈が幼なじみで、芽久はずっと以前から一方的に烈のことを知っているのだ。兄の口から語られる烈は魅力的で、芽久はいつからか烈に憧れを抱くようになっていた。けれどそれはあくまで憧れ。芽久にとって烈は雲の上の存在で、「直接かかわりを持ちたい」などとは思ったこともなかった。しかしある日、芽久は思いもよらぬ形で烈と急接近してしまう。それは芽久が上司から理不尽な叱責を受けている時だった。激した上司に詰め寄られている芽久を、烈が助けてくれたのだ。彼は芽久には落ち度がないことも証明してくれ、芽久は安堵の笑みを漏らした。すると、それを目にした烈が呟く。「俺の幼なじみと目の色がそっくりだな」 まさか双子であることバレた!? 芽久は焦りつつも必死に平静を装うが、そんな芽久に対し烈は「幼なじみのふりをしてほしい」と少し奇妙な頼みごとをしてきて……。
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匿名
うん。あとひとひねり
両親の離婚で離ればなれになった、ヒロインの双子の兄とヒーローが幼馴染みで、ヒロインはヒーローの勤める会社に入社するまで会った事はないものの、兄から色んな話を聞いていて一方的に親近感があり、会社に入ってからたまに見かけるヒーローに淡い恋心を抱いているという設定。
何だろう、悪くはないけど、まずヒロインのトラウマがちょっと弱いようなと感じたのと、ヒーローがヒロインに興味を持つ過程とか、うまく言えないけどもう少しお話に厚みがあれば良かったかなぁと思いました。
ヒーローがヒロインを手に入れる為、押せ押せではあったので、その点は安心して読めました。