【感想・ネタバレ】迫りくる日中冷戦の時代 日本は大義の旗を掲げよのレビュー

あらすじ

いま、アジアを舞台に新たな冷戦が始まろうとしている。冷戦の次の主役は中国だ。アメリカが世界唯一の超大国だった時代は終わりを告げたのである。急速な経済成長を遂げ、アジア太平洋への露骨な膨張政策をとる中国をいかに封じ込めるか? 二〇一二年七月に露首相が国後島へ再上陸し、八月に韓国大統領が竹島に不法上陸、同月香港の活動家は尖閣諸島に強行上陸した――これら一連の出来事の背後にある大きな構図に目を向けよ。アメリカはすでに新国防戦略で対中封じ込め政策へと軸足を移している。日本が対中戦略でもつ最も有効な武器は何か? 「人権・民主化」という大義の旗を明確に掲げることである。日米同盟の再活性化に全力で取り組む以外に、もはや日本の選択肢はないだろう。大中華圏なるものは、たとえ二十二世紀になっても現出しないのだ――。

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Posted by ブクログ

事なかれの土下座外交から脱却し、人権・民主化という大義の旗を掲げて、中国の不法を国際社会に訴えるべし。

事なかれになっているのは、対中国だけじゃないと思いますけど、対日工作が巧妙なのですね。

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

■中国

A.● 日本には、尖閣以外にも「中国の脅威」が迫っている。
北海道や新潟の土地を買い漁ったり、大量の留学生を日本に送り込むなど、同国による「日本乗っ取り」戦略が進行している。

B.● 日中貿易の決済で「円と人民元の直接取引」が開始された。
これは「米ドル基軸通貨体制」、同盟国アメリカの国力の基盤を揺るがす行為であり、国家戦略上、支離滅裂な決定である。

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2012年12月22日

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