【感想・ネタバレ】心臓とこころ: 文化と科学が明かす「ハート」の歴史のレビュー

あらすじ

「心臓」は本当にただのポンプなのでしょうか?
かつて人々は,心臓こそが知性や感情,魂の宿る場所だと信じていました.しかし,近代医学の発展とともに,心臓は脳に従属する単なる血液ポンプと考えられるようになりました.それでも,心臓は今なお愛や健康の象徴として強い影響を持ち続けています.
本書では,心臓専門医の著者が,古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり,芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かします.さらに,最新の科学が明かす心臓と脳の関係や,心臓医療の進歩についても詳しく解説.
本書を読めば,あなたの心臓に対する見方が変わるかもしれません.

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Posted by ブクログ

生き物を解剖したときに、一番目立つ心臓。
古来より、魂が宿る場所は、脳か心臓か議論真っ二つだった。
神秘的な心臓がただのポンプに堕ち、そこからまた、実のところ神経系的にも内分泌系にも脳や体に重要な影響を持ってることが分かり。

そんな歴史と、まつわる文学とか美術とか、とにかく何でも放り込み。
総花的でどこにも結論がない感じで、なんだかぼんやりした感じではあった。

心臓が熱を発するエンジンで、脳がそれを冷やすラジエターだって思われてたのはちょっと感心した。

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2025年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●古代から現代に至るまでの人々の心臓に対する認識、そして心臓と心疾患に関する医学的知識を解説する。
●古代においては心臓こそ身体の中心であり、思考と魂の場だと考えられていた。それが西洋に限らず、世界中で共通の認識だったのは不思議に感じる。

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2025年09月09日

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