あらすじ
予約6ヶ月待ちの、世界で一番美味しいラー油の秘密。石垣島ラー油(石ラー)を知っていますか? 東京の「銀座わしたショップ」では毎月10日が“石ラー入荷日”なのですが、この日は開店前に100人以上の列が店の前にできるのです。そんなラー油を作っているのはペンギン夫婦(本名!)。夫婦が出会って沖縄移住を決めて、ひょんなことから石ラーを作って売ることになって・・・。そんな二人の現在までの道のりをまとめたドキュメンタリーがこの本です。石ラーの場合、「ラー油は餃子にかけるもの」ではないのですよ。辛いだけではない、ハーブから作られるラー油。その簡単レシピや、ウワサの辺銀食堂のメニューも掲載しました。2012年10月20日公開の映画「ペンギン夫婦の作りかた」の原案本です。
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Posted by ブクログ
小川糸さんのエッセイ「ペンギンの台所」で紹介されていた本。
辺銀夫妻の「楽しいこと第一主義」は、ぜひ見習いたい。
旦那さんの勤務先が倒産してしまったときも、「ゆっくり旅ができるチャンス!ラッキー!」と思える楽観主義が素敵すぎる。
大変な転機が来ても、「だったら〇〇ができるね」と楽しいことを考えた方が幸せだよね。
お料理はもちろんのこと、辺銀夫妻の人柄にも興味が湧いてくる。
辺銀食堂、いつか行ってみたい!
Posted by ブクログ
夫の帰化申請で着けた「辺銀」姓は、やはりペンギン好きによる。
石垣島に移住した夫婦は、中国西安の本場餃子と石垣島の素材で作ったラー油作りを始める。
豊かな自然の恵みの中で自分たちも楽しく豊かに暮らすこと、その土地の人々との交流を大切にしていくこと、
そんな彼らの思いがたっぷり漬け込まれている滋味豊かな味わいのラー油。
おいしさで爆発ヒット、今では入手困難みたい。
一度も味わったことがない「石垣島ラー油」どこぞで手に入れたい。
Posted by ブクログ
辛いだけではない、ハーブから作られた「石垣島ラー油」。餃子以外の様々な料理にも使える、世界一美味しいラー油の秘密に迫る。「ナスの石ラーディップ」「石ラー納豆汁」など、石垣島ラー油レシピも収録。
うらやましいくらい,ポジティブシンキング!
Posted by ブクログ
元祖「食べるラー油」である「石垣島ラー油」通称「石ラー」ができるまで、について書かれた本。
よく「いいものを作ってさえいれば、自然と広がっていく」とか「いいものを作っていれば、分かる人は分かるはず」とか言いますが、この「いいもの」とはどういうレベルのことを指すのかが、よくわかる本。
同時に、「好き」を極めるということや、自分の人生の中で何を大切にして生きていきたいのかを見極めることの大事さを教えてくれる本でもあります。
商品開発にたずさわる方、それをサポートする方、そして美味しいものが大好きな方に読んでほしい1冊です。
Posted by ブクログ
人気商品を生み出したご夫妻の奮闘記。
ブームを生み出すには、ちゃんとした理由がある。この人たちが作ったからこんなに美味しくて人気があるんだな~って納得。
石垣島に行ってみたくなります。