【感想・ネタバレ】偽物の精霊姫は愛されない……はずだった。のレビュー

あらすじ

――エミイルダ、君はこの家の子供ではないよ?

その日、公爵令嬢エミイルダ・フォリダーの世界は一転した。
精霊視の力が覚醒した彼女は、無邪気な精霊の言葉に前世の記憶を思い出したのだ。
そしてここが前世で流行っていた恋愛小説『精霊姫の恋』の世界であり、自分が公爵家の本当の娘ではないことに気づいてしまう。
『精霊姫の恋』の中で、エミイルダは本物と入れ替えられた偽物の精霊姫。物語のはじめ頃に公爵邸から去っていく愛されない存在。……だったはずなのだけど。

泣きながら大好きな兄ノンベルドに真実を打ち明けたら、なぜか前よりも甘やかしてくるようになり……!?

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