あらすじ
今やその人気が韓国・中国にも広がる異色の若手僧侶、小池龍之介さんが恋のお悩みにお答えします。
「彼の本心が知りたい」「彼の気持ちを取り戻したい」「夫より好きな人ができました」「浮気をやめさせたい」「本命になりたい」「恋愛が楽しめません」等々、誰しも思い当たる恋の悩み18。
ただ、小池さんの回答は、必ずしも耳に優しいものではありません。というより、辛口です。小池さん曰く、「恋愛中に生じる心の歪みに直面し、目を背けたくなるかもしれません。けれども、もし、「うう……ッ、これ、思い当たるかも」とズキズキする点を見つけられましたら、その醜い部分に気づいたことで、性格美人に変化してゆくチャンスなのです。相手のためにも、自分のためにも」。
つまり、本書は、読者に「気づき」を与え、それにより、自分自身が変わり、実際に恋を成就させていくための、読む薬、恋の成就にほんとうに効く本なのです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
目から鱗とはこのこと。
過去の自分の恋愛を思い出して、心にザックリ響きました(;´Д`A
何度「うわー!」と叫んで本を閉じたか。自分の醜さをまざまざと見せられて苦しいけど、自覚して改善する良い機会となりました。
目指せ、性格美人!
Posted by ブクログ
恋愛指南書であるが、仏教の視点から恋愛を分析しておりそこが素晴らしく新鮮だった。
恋は甘美なものでないとバッサリ切るからこそ、回答は耳に優しくないのだがそれだけに気付かされるものがある。
恋愛だけでなく、人付き合いにもいかせそうな考え方や物のとらえ方のヒントになりそうな言葉が多い。
Posted by ブクログ
ほうほうほうほうほう!
東大出身のお坊さん、小寺龍之介さんによる恋愛指南書です。
読者からのお悩みに答えるスタンス+アルファな形式で、珍しくないといっちゃあないんですが、
小寺さんの冷静な男性視点の少々厳しいコメントが心地よかったです。
遅ればせながら、小寺さんブームが来ました。
Posted by ブクログ
2014/08/08
わかった気になってはいたけど、こうもズバリ自分の事を言い当てられてしまうと、自分の甘さにひたすら反省。
自分の弱さをちゃんと認めて、素直に恋愛がいつかできたらいいなぁ…。
Posted by ブクログ
ひさしぶりに小池龍之介さんの本。
一般から寄せられた恋愛についての悩み相談、小池さん流に答えていく本。
筆者もあとがきで言っているように、読者に自己反省を促すために少し毒があるような内容になっているが、本当に、その通りすぎる。
小池さんの回答が本質的すぎて、つらくなってくる。人間は結局自己中心的に考えてしまうんやなあと。
仏教って、徹底的に自分を客観的に見つめる方法やねんなあと、改めて実感しました。
本書に書いてあることからも、目を背けずに、向き合っていかないとあかんねんやろなあと思う。