あらすじ
クラウド、ソーシャルに次ぐ第3の、そして最大の潮流――
すべてがデータ化される「ビッグデータ」の世界で、いま何が起きているのか?
世界中の企業が、データの重要性に気付きつつある。
データの作成・収集・蓄積・加工・分析がかつてない低コストで可能になった結果、データを適切に活用できるかどうかは、企業規模やカリスマ経営者の有無よりもはるかに重要になった。
いち早くデータの重要性に目覚めたGoogle、Amazon、コマツ、リクルートなどの勝ち組企業に、他社はどうやって追随するのか?すべては「ビッグデータ」への理解と利活用にかかっている。
ベストセラー『クラウドの衝撃』の著者が、勝ち組企業の新常識を鮮やかに解き明かす。
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Posted by ブクログ
食品 健康 電力 各カテゴリのデータを一括管理しているデータアグリゲーターという存在なれる会社は覇者になれる。データ分析をする人は国籍問わないので楽天のように外人を採用しても問題ない。ここは日本人の雇用を生まない。でも、それをどう消費者に還元させるかの施策はローカライズなので日本人の出番だと思う。
Posted by ブクログ
ゲイリー・ラプマンの分析力を生かせない企業の症状が心に刺さった。
- 「うちでは昔からこうしてきた」という『常識』が幅をきかせ、その正当性が検証されない
- 経営陣がデータや事実の裏づけのない意思決定をしても、批判されない。むしろヒラメキ型のリーダーの方がもてはやされる
- 分析のスキルを備え、データの山から宝を掘り出そうとする人間がいない。何も思いつかないとき仕方なくやるのが分析だとされ、しかも専門知識をもたない人間が取り組んでいる
- 『そのアイディアはよいか悪いか』よりも『それを言ったのは誰か』問題にされる