あらすじ
狼の王と育むのは、永遠の愛
ついに零司とひとつになった美月は、生まれて初めて満ち足りた夜を過ごしていた。しかし翌朝零司は、妖と結ばれたために命を落とした母のようにはなってほしくないと、子供は作らないと宣言する。大切にしてくれるのは嬉しいけど、それでいいの…? ――そう思った矢先、零司に執着する華陽は美月の弱点を突き、ふたりの中を引き裂こうとする。「おまえはただの人間。どうせ先に歳をとって死んでしまうんだ」妖である零司をまたひとりにしてしまうことに、心の奥底で気づいていた美月は…。