【感想・ネタバレ】朝夜3分、書くだけで癒やされる 書き込み式 写文セラピー練習帳のレビュー

あらすじ

言葉の力で、自分を癒やす。
人気の精神科医が考案した「自分セラピー」決定版!

自分治癒力を高めるために厳選した言葉を、1日に1ページ読んで、書き写すだけ!
最短時間で最大効率を発揮でき、「言語化の魔力」の癒やし効果を実感しながら、「自己肯定感」「マインドフルネス」「アウトプット」「ウェルビーイング」など8つのメンタルスキルが自然と身に付きます。

〈写文の脳科学的効果7〉
1 脳が活性化する
2 記憶力が向上する
3 集中力、注意力が向上する
4 自己洞察力が高まる
5 アウトプット力が向上する
6 読解力、読書力が向上する
7 自分治癒力が身に付く

〈本書のメリット〉
◎本の開きがよくて書きやすい
◎鉛筆や筆ペンで書き込める
◎なぞるだけのお手本つき
◎二ヶ月間、毎日楽しむことができる
◎言葉の効能と、毎日の獲得スキルをていねい解説
◎心と身体に良いこと、日々のアドバイス満載
◎すぐに結果がわかる「自分治癒力チェック」つき

※本作品は本のレイアウトを変えず電子書籍化したものです。書き込み等を行うことはできませんのでご注意ください。

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Posted by ブクログ

○この本を読んだ理由
樺沢先生の本は色々と読んでいて、その中でも書き込み式なのが目新しいタイプの本だと思い購入した。
日々本を読んだり映画を観たらアウトプットをしているが、それをちゃん出来ているかは正直不安な面もあり、確実に正確にアウトプットしていくとどうなるのか体感したかった。

○本を読んだ感想と変わったところ
1番不思議な体験をしたのは初日。
「それでいい。今の自分でOK!」という文言を写文したとろ、その瞬間から目の前が「パーッ」と明るくなり前向きな気持ちになれた。
身体がフワッと軽くなり、その日一日軽々と動けた。自分が愛おしく好きに思えた。子ども達にも伝えたら、皆楽しい気持ちになった。
私は自分で思っていた以上に、今まで無意識に自分に対して厳しかったのかもしれない。今の自分でいいんだと自分を許すことで、信じられないくらい一気に気持ちが楽になった。

その後も写文を進めていくと、新たな発見!と言うよりは聞いたことのある言葉も割とあり、日常において既に意識している言葉もあったが。
写文セラピーをしてみて実感したのは、その言葉や知識をただ知っているのと、声に出して書くことは全く違うということ。
写文をするとその言葉が「じわー!」と身体中を駆け巡りそのまま身につくイメージで、言葉が自分のものになったと実感したし書くことの威力を知った。これがアウトプットの凄さ、楽しさなんだと分かった。
鉛筆で書くのもとても良く、この心地よさ、楽しさは実際にやってみて初めて分かると思う。
単純に楽しいから、疲れていても欠かさず朝晩続けられている。

そしてもう一つ写文セラピーをしたことで得た副産物がある。
写文セラピーは朝晩書く仕様になっており、最初の一週間を終えた時点でサボらず出来たと言うのが小さな成功体験となった。
毎日少しずつでもやれば出来る、自分との約束は守れる、という自信になった。
その結果、写文セラピー以外の例えば掃除や片付け、筋トレなども、今まではやれる時間が出来たらやろうと思っていたが、毎日やると自分との約束にし出来るようになった。
一つ一つは少しの時間や小さなことでも、自分との約束を守れていることで自己肯定感が上がった。また、掃除や片付けをすることによって、物理的にも気持ちの面でもスッキリして気持ちが良いという好循環なサイクルで日々を過ごせるようになった。

今はちょうど4週が終わるところで、残り半分あるが既に得たものが多すぎてもう書籍代以上の元を取った気持ち。何なら写文セラピーを行っていることで人生までも少しずつ良い方向に変わりつつある気がする。
最後まで終えるとどういう気持ちを味わえるのかが今からとても楽しみである。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

「写文セラピー」を読んで

いつも樺沢先生には助けて頂いてます。

でも今回は、共同作業のような感じで、ワンツーマンで指導を受けてるそんな本です。

「写文セラピー」を音読した後に、ゆっくりと筆ペンを使って書きます。

書くことで記憶に定着している感じがします。
音読する事で、心に染み渡って何だか実行出来る感じです。

1番好きな名言は、「他人の顔色はどうでもいい、自分の道をすすめ」
「もっと失敗しょう、失敗は成長のチャンス」
「困ったら人に相談する」

この名言は私にとって、とっても苦手な名言である。

私は自己肯定感がない人生だった。
なので6感もなかった。

否定から始まる環境。

父を10歳で亡くした事で、家庭の歪みがひどかった。
母がひとりで2人の娘を育てながら、もちろん仕事していた。

母はまるで忙しいを代表とした、ワーカーホリックだった。

そんな母は、素直に従う私を可愛がる。
その反面 反発する姉には冷たくする。

そんな姉は、母や周囲から可愛がられる私を嫌って執拗にいじめる。

姉は自分の心を抑える事が出来ず、私に辛く当たるようになった事は間違いない。

姉の嫉妬心からくるいじめは、未だにわだかまりばかりで仲良くはなれてない。

そんな想いを抱きつつ
毎日数分間、写文を書くことで、自分を見つめ直す事が出来る。

今まで辛かったんだね…❗️
もっと自分を出して良かったんだね……❗️

まずは自分を認める事から始めた。

すると、日に日に憎しみから感謝が感じられるようになった。
母や姉…特に姉には、「いつも母の、面倒をみてくれてありがとう」と…。

簡単そうに見えて、言えない言葉でした。
今回は正々堂々と…。

どう受け入れて貰ったのかはわかりませんが、口から感謝の気持が言語化出来ました。

今まで心理学は難しいと思っていたのが、これほどやさしくわかりやすい本はないと思います。

もうこれからは、落ち込むけど、浮上出来ると確信した本です。

また浮上出来ない時は、写文や朝活などををサボった時だと思います。

樺沢先生にも感謝申し上げます。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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2025年05月18日

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