【感想・ネタバレ】逃亡戦犯のレビュー

あらすじ

昭和二十年八月十五日、大江山捕虜収容所から、日系二世の通訳・木島が逃走した。米軍による戦犯逮捕を恐れたからだ。GHQの先兵として彼を追跡するのは、やはり日系二世のマイク・ミヤタケ軍曹。逮捕容疑は「国家反逆罪」である--。乱歩賞作家が史実をもとに描く傑作サスペンス。『祖国なき忠誠』を改題、文庫化。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

敗戦直前から敗戦までの日本を舞台に描かれるアメリカ人として生きた日系二世と日本に帰化した日系二世の立場の違いと思想が祖国と血脈について深く考えさせられた。

8月15日の敗戦直前の大江山捕虜収容所から逃走した日系二世の通訳・木島を日系二世のGHQ先兵のマイク・ミヤタケが刑事の城戸と共に追跡するが…

『祖国なき忠誠』の改題。

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2015年06月11日

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