【感想・ネタバレ】残火のレビュー

あらすじ

議員会館から、闇献金の一億円を強奪した犯人は、かつて“人斬り秀”と言われた元ヤクザの花田。花田のかつての弟分、花田を追い続けてきた元警官、暴力団とつながっている現職警官――花田の行方を捜し、追い続ける彼らと、残りの命が長くない花田。『地の底のヤマ』で炭鉱の町・大牟田を舞台に見事に男の世界を描いた西村健が男を描ききる!講談社100周年書下ろし作品にして、日本冒険小説協会大賞受賞作。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

どこかで著者は高倉健さんの熱狂的なファンだと読んだ記憶があるのですが、任侠映画の中の健さんが、2000年代まで生き残ったらこうなるだろうな、という武骨で切れのある男の物語、カッコいいですね。ある種の古さというか、任侠映画を今、見たときに、昭和だなと思う感じを含めて、そういう著者の愛する世界観がそのまま描きこまれているように思いました。

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2015年11月01日

Posted by ブクログ

日本冒険小説協会大賞受賞作。

白昼、議員会館から闇献金一億円を強奪した元ヤクザの花田秀次。一体、その目的は…仙台から海岸部を北上、岩手県の田老にたどり着く。そして、下北半島、北海道へと…

昔の任侠映画の世界…或いはスティーヴン・ハンターの『四十七番目の男』の世界だな。

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2012年07月22日

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