あらすじ
「ミス・マープルの住んでいる村の名は?」などの初歩的な謎から「小説内の殺され方のベスト5は?」などの超難解な謎まで、99の謎に挑戦! クリスティーに関する興味深いエピソードをクイズ形式にまとめ、関連したビジュアルを全頁に配した、楽しみながらクリスティー通になれる雑学集。
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Posted by ブクログ
先入観が生まれるのが嫌なので、本書は読まないようにしてきました。
2010年2月20日付けの中日新聞の日曜版が、
アガサクリスティの特集だったので、クリスティの歴史を知ってしまいました。
アガサクリスティの文庫を約半分読んだので、クリスティ本を読んでみようと思いました。
知ってしまった以上、読まずにおくのもなんなので、ざっと目を通しました。
アガサクリスティものは、クリスティ文庫のものは、どれも星5つだと思います。
英語の原作も、翻訳も、気に入らないものはありません。
内容、展開の仕方で好き嫌いがありますが、好きか嫌いかと、読む価値があるか、買って損したかとの評価は、自分では連動していません。
自分の星のつけ方は次の通りです。
星1つ:絶対買わない本、読まない本。
星2つ:中身を見ずに、間違えて買ってしまった本。知人が持っていた本だが、捨てることを推奨したい本。
星3つ:自分で書ける程度の本。自分なら、もっとうまく書けると思える本。
星4つ:たまたま、法律、風俗と会わないところがある本だが、自分よりはうまくかけていると思う本。
星5つ:自分では書けそうにない本。この本だけから得られない教訓を汲み取ることができたもの。
星3つ、星4つは、ひょっとしたら、読み込みが浅いだけかもしれません。
星5つつけて、内容が不満を書いているように見える書評は、自分がその作品を読み込めていない、自分の能力に対する不満を書いているものです。
人によって本の価値はさまざまなので、書評を読まれる方は、自分の参考になる書評を読むためには、なるべく多くの異なる意見の付いている書評サイトを見るのがよいでしょう。
本の背表紙や、出版社の雑誌に掲載されている一面的な書評では読者による書評の価値がないのではないでしょうか。
自分に合う書評、自分とは異なる意見の書評があってこそ、読者の書評の価値があると思っています。