あらすじ
拳児が、心の底からあこがれた拳法“八極拳”。その確立の過程のなかで、強さが伝説にまでなった男がいた。李氏八極拳の創始者であり、神槍と称された彼の名は───李書文。八極拳の根元と、戦う男の誇り高き生きざまが、今ここに!!
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少年・剛拳児(ごうけんじ)が中国武術の修行を通して、さまざまな人々と出会い、成長し、強くなっていく物語。中国武術を学んでいる人で知らない人はいないほど有名な作品です。中国武術の修行を通して、人としての在り方、試練を乗り越えるための考え方、強さを求めることについてなど、人の道についても学べるところが多いのも作品の魅力の1つです。
八極拳、詠春拳、形意拳、太極拳といった様々な武術、舎己従人、内家拳、化勁などの武術を学ぶ中で見聞きする用語、見たことがあるような動き(套路)などが物語の中に自然に出てくるため、中国武術への理解が深まるとともに、読むほどにテンションが上がってくること間違いなし! 中国武術に興味がある方には断然オススメの作品です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
先日の原作者の松田隆智さんの他界を知って久しぶりに本棚をひっくり返して読み出しました。20年以上も前の漫画とは思えないおもしろさです。
今でこそ八極拳も心意六合拳も知られましたが、あの当時はこの漫画が中国拳法の入門書だったとおもいます。
渋谷に形意拳をまなんだ事をおもいだしました。
崩拳、あまねく世界をうつ…。久しぶりに崩拳しましょうかね。
いや、おもしろさです。
Posted by ブクログ
李書文伝。かっこいい。
藤原先生の絵で、ダイナミズムが描けてるとは言へないのだが、
李老師が相手と遣り合ふ際の、衒ひなく普通に相手へ入り込み拳を当てる様が、サンデーで読んだとき以来ずっと印象に残ってゐる。
そこで語られるいろいろは多分タオの「坐忘」でいいと思ふ。