【感想・ネタバレ】天使憑きの男のレビュー

あらすじ

臨床心理士の水谷幸成は、人間の背中に翅が視える。また満月になるごとに人間の心臓を貪りたい衝動に苦しめられていた。その秘密を知るのは、幼馴染で神父の高橋慎だけだ。ある日、幸成は特殊な方法で、生かしたまま慎の心臓を味わってしまう。鮮烈な快楽と充足感。それを境に、幸成はすべての人間が餌にしか見えなくなり、追い詰められていく。幸成を救うため、慎はみずからの肉体を用いた儀式をほどこす。だが、それは神の戒律に背く淫らな行為で――。男子修道院の神父と天使憑きの異質愛。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かなりツボでした。

幸成が慎に一方的に依存しているのではなく、実は慎の方も幸成に依存していて。
無表情なくせに幸成への強い執着、慎は聖良の言うとおり「エロ黒神父」(笑)
ついでにSも追加したい(笑)

行方不明の聖良がどうなったのか、スピンオフで叶枝×聖良の「悪魔憑きの男」があるそうなので楽しみです。

聖良には幸せになって欲しいなぁ

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2012年01月22日

Posted by ブクログ

修道院の神父と、罪を喰べる「天使憑き」という生き物。
「贖罪」といって心臓をじかに触れて罪を食べるシーンが色っぽい。

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2011年05月12日

Posted by ブクログ

沙野センセお得意の異形モノです。
私は天界が舞台で、清らかな天使が悪魔にレイプされるのかなーと、テンプレな話を考えていましたが、さすがにそんな単純なストーリーではありませんでした。
天使憑きとは?と疑問に思ったら、ぜひ読んでほしいと思います。

臨床心理士の幸成が天使憑きで、幼なじみの神父慎は彼が人間離れしていかないように秘密の儀式で救おうとします。
その儀式が淫靡です。普段まじめでお堅い感じがする慎が、儀式によって幸成を求める気持ちをかなり露わにします。でも、その行為に幸成への想いが深く感じられてせつない。
幸成の方は、人の心臓を貪りたくなると、制御不能。慎に「嫌わないで」と懇願するくらい淫らになって、それがまた普段とまったく異なるから、そのギャップ感に萌えます!
妖怪?天使憑きって…コワイ。悪魔憑きはこの分でいくと、さらに恐いんでしょうね。当然、さらにエロ度アップでしょう。

「悪魔憑きの男」叶枝×聖良スピンオフも期待してます。

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2010年12月10日

Posted by ブクログ

天使憑きという生態は新作されたものだけに、成就すべき着地点がわからないしで、現実感無さ過ぎ。悪魔憑きで評価上向きなるといいな。

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2011年11月23日

Posted by ブクログ

ここの感想でスピンオフの存在を知り連載モノの1巻と捉えて読んだので、その点での物足りなさは承知済みですが、もうちょっとインパクトが欲しいところ。でも、無機物と癒着しちゃう攻めに萌えを感じた私は変わり者かな?ペリっと剥がしてやりたくなりました。受け受けしい攻めってのも可愛くて(笑)攻めの心情が描写不足なのも、無機質なキャラクター性だからでしょうね。喰罪の描写とか美味しいふぇらとか淫靡な描写はさすが沙野さんでした♪物語に毒部分がもっと欲しかったので、悪魔憑きに期待します。

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2010年11月18日

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