【感想・ネタバレ】ぼくらはアンのレビュー

あらすじ

弁護士事務所で働く青年・諒佑のもとに、幼馴染みである誠の捜索依頼がもたらされた。少年時代の出来事をきっかけに毎年必ず集まると約束していた日──クリスマスを目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと出会った18年前の夏を回想する。無戸籍の諒佑と双子の妹の美子、ヤクザの家に生まれた誠、不法滞在の両親と暮らす姉弟マヨンチットとククリン。学校には行けずとも、楽しく豊かだった5人の生活は、殺人事件を機に一変する。誠の行方を追う諒佑は、奇しくもその事件の真相に迫ろうとしていた。警察小説の旗手、新境地たる傑作長編。/解説=若林踏

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Posted by ブクログ

これは素晴らしい一冊でした!無戸籍児、ヤクザの息子、不法滞在者という枠組みから外れた子ども達のハードな環境ながらも懸命に生きていく姿を見守りつつ、読み応えのある骨太なミステリー要素もあり大満足。伊兼さん、これまで知りませんでした。嬉しい作家さんとの出会い。とってもおすすめの作品です。

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2025年07月07日

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