あらすじ
コミック『神の雫』のイタリアの怪人こと本間チョースケが、「百聞は一飲にしかず」精神を徹底実践! 飲みに飲んで、選びに選んだイタリアワインが、この203本。DOCG、DOC、IGTなどの複雑さや、同じDOCでも造り手による質のバラツキが著しいなどの、お困りイタリアワインを解きほぐし、これを買えば間違いなし! というもののみを紹介。
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Posted by ブクログ
本書では203種類の庶民派ワインがボトルの写真付きで紹介されている。
本書で紹介されるワインは値段が書かれていて、価格帯は1000円くらいから高くても3000円以下。
週末にちょっと美味しいワインが飲みたいときに手が出る価格。
ちなみにイタリアのワインはイタリア国内を1番のマーケットと考えているため、フランス産のものほど値段が変動しないという。
そのため、安定して楽しみたいお気に入りはイタリアのワインの方が適しているのかもしれません。
また、著者はセカンドワインを狙う戦術も推奨しています。
セカンドワインとは、格付けがあるワインの生産者が、フラッグシップモデルとして持っているワインの廉価版のこと。
樹齢の若い樹はたくさん実をつけるが、一つ一つが熟成していないためセカンドワインとして売り出されることが多いという。
いずれはフラッグシップになる畑のぶどうなのでポテンシャルがあり、値段からは考えられないほどの品質のワインに行き着くこともあるという。
本書では、このように廉価で飲める美味しいワインの様々なノウハウを知ることができる。
これからワインを始めてみようかという人にオススメです。