あらすじ
【「答えのない時代」を上手に生きるには?】
仕事のやり方や人付き合いにも「上手・下手」があるように、悩みにも、自分の成長や、周囲の幸福につながる「上手な悩み方」もあるし、よい方向に向かうことができない「下手な悩み方」もあります。
まじめで、完璧主義的な人が多い日本人は、上手に悩めているときには、すばらしく生産的で創造的になれる反面、マイナスの回路に入ってしまうと、ひとつの悩みにとらわれがちでもあります。
先行き不透明な今の時代、意識して上手に悩むようにしていかないと、くよくよと悩んでばかりになってしまうかもしれません。
「私自身もくよくよと悩みがちな完全主義者タイプだった」という精神科医・和田秀樹先生が「なぜ、悩みにとらわれてしまうのか」「どうすれば建設的に悩めるようになるのか」を語ります。
「答えのない時代」を生き抜くための考え方・動き方が手に入る1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
神経病的な不安
怒らないことに不安になりすぎるのは良くない
不安になって試さないことの方が良くない
試す時には失敗した時のフォローが入れられるようにする
行動をする。口に出して伝える。やって駄目なら切り替える。
最終的には運命だと割り切る。
2017/03/10
Posted by ブクログ
自分の悩み方は、本書にある「神経症的な悩み方」の場合が多いことに気づいた。頭ではわかっているだが、実際の生活ではついこの悩み方になってします。
定期的に、特にうだうだ悩んだときに読み直すべき一冊。
Posted by ブクログ
精神科医で教授でもある和田秀樹さんの本。「建設的な悩み方」と「神経症的な悩み方」の違いがよく分かる内容でした。自分も少し前までは、悩み始めると悪いことが次々に浮かんできて、自分ひとりでは解決できないことについて延々と考えてしまうことが多かったのですが、今はある程度「損きり」という形を受け入れられるようになり楽になりました。
病気まで行かないけど(神経症とかうつ病とか)、ぐちぐち悩むくせがある人は読んで損しない内容だと思います。
Posted by ブクログ
サラッと読めていますぐ実践できると思った!ほんと、健康的になれる。ただ、中弛みがあったようにも思ったけど、一貫として言おうとしていることにはとても共感できた。
Posted by ブクログ
課題解決に携わる上で、参考になる。知らずに実践できていることも多い。何かしら悩み相談を受けたときの参考になりそう。「変えられないことを変えようとするから、悩み続けることになる」という一節はその通りだと思った。
Posted by ブクログ
悩み続けるのではなく、暫定的な答えを出して動いてみて結果を見るといった悩み方をした方がたいていはいい結果になる
リスクはゼロにならないことを受け入れる
うまくいくかいかないか、結果は二者択一ではない