あらすじ
「独自の発想」がなければ生き残れない!
いまだ出口の見えない不況の中で、ここから抜け出すためには「違い」を生み出すしかない。そのために必要なのは、ちょっとした「発想の転換」だ。
博報堂の制作部長だった高橋宣行氏が、若いビジネスマンから、新企画立案に煮詰まったベテランまで、だれでも日々いかせる創造的発想のための“55の金言”をまとめたもの。
「正しいけどおもしろくない」「目線が高すぎる」「異質な人を愛せ」など、当たり前のように見えながら、言われてハッとする言葉ばかり55編。この言葉たちは、高橋氏が現役時代、毎日のように先輩たち(発想職人たち)から言われたものばかり。この言葉たちには、発想職人たちの経験から導かれた知恵がつまっており、つまり、この言葉を通して、発想職人たちのポケットから「経験知」を拝借する、というのが本書の目的だ。やさしい語り口で、読み進めるうちに、いつのまにかウロコが落ちていること、まちがいなし!
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Posted by ブクログ
チェック項目19箇所。誰に、何のために、何をするのか?まねることは考え方や取り組み方、生き方の本質を探るために必要。「高性能の上に好き!」を作らないと人は動かない。見る・聴く・触れる・感じることで視点を広げられる。異質な人を愛す。異質な領域に挑戦すること。人の心のわかる人でいる。知識→知恵へ。相手をイメージするから考えられる。想いは深く、言葉はやさしく。正確にどう伝えるか?感情をどれだけ揺さぶれるか?平均的なものの考え方を捨てる。最高を目指さないと個性は出ない。モノじゃなく意味を売る。手持ちのもので間に合わせで創らない。手間を惜しまず、思いをこめて、情報を集める。今うまくやるではなく先をどうするか?完成図を想像する。足を使って書く。相手を惚れさせられるか?誰がベストか?壁を乗り越えるのが仕事。
Posted by ブクログ
高橋氏の本を読んだことが無かったので購入しました。
結論、あっさり読める本でした。
コピーが専門な方が書いた本なので、シンプルにメッセージを相手に伝えるコミュニケーション話が主体でした。
特に、「伝える」難しさや上手く伝えるための意識や努力の話を先輩社員かたいただいた55の言葉をつかって、そこに解説を載せた形式で紹介いたしてます。
おそらく狙いとしては若手向けであまり先輩や上司などから本気で怒られたことがない人に向けて、やる気をださせるために書かれた本だと思っています。
最初にも
若いビジネスマンが目指して欲しい
【発想職人】
・知恵で変化に対応できる人
・知恵で課題解決する人
・知恵でイノベーションを起こせる人
と書いてありますので
何か”発想”する上でヒントを得たい人にはおすすめなのかなと思いました。