あらすじ
知を鍛える。心を練る。そして徳を磨く。
小手先のテクニックや要領の良さだけでない、
本物の教養と人間性を育てる教育をめざして。
――開学10周年を迎えたHSU
創立者が語る、未来を創る教育論と人材論。
◇勇気がない。責任を取らない――受験秀才の弱点
◇新しい価値を生みだすために必要な力とは
◇他人や環境のせいにしないで自分でできることをなせ
◇大きく成長する人は「人間学」に通じている
◇現代の学問は心について何も教えてくれない
◇人がめざすべき“北極星”を教えるのがHSU
◇知識を智慧に変えていくために必要なこととは
うぬぼれず、謙虚であれ。
狭い世界に安住せず、広い世界を見よ。
目次
第1章 徳への階段
第2章 脚下照顧
第3章 人として本物となるには
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学生向けに語られているが、大人になっても繰り返し読みたい。徳とは?社会人に必要な脚下照顧とは?教典はあくまで入り口。そらから自分で探求が必要。
若い人は特にだけど、歳をとってもら、真理の書籍を読んで他の人より賢くなった気がして、信者でない人を上から目線で裁いてしまわない様戒めよう。
Posted by ブクログ
徳の香りの話が特に好きです^^(27ページ〜)
歴史の人物でも徳がある人間が、敵からも評価されていた…という話をどこかで見たことがあります。
少しずつ、生き方の「鏡」になれるような人間作りを心かげようと思いました。
60ページからの「脚下照顧」の話は特に参考にしたい部分です。自分はせっかちな人間なので結果を求めてしまいがちです。自らの地盤づくりを徹底し、人の道を照らす人間にならなくてはいけないな…と感じました。人生の中で何度も意識したいお話です。
初心を忘れず努力する心を養ってくれる本でもあり、先生の努力が知れる本でもあります。2回目でしたが、やはりこちらの本はとても好きです。
また読み返したいと思います。