【感想・ネタバレ】滅んだ女王の魂が愛を知るまで 第1話のレビュー

日之影ソラ / tom等 / Anny

家族から無能力者として虐げられてきたリアリスは、ある日、女王であった前世の記憶と共に特殊な『異能』を授かった。
〝この力が周りに知られれば、前世のように利用され、私は不幸な未来を辿るだろう〟
そう考えたリアリスは、異能を隠し、無力なままの令嬢として静かに生きていくと決めた――
はずが、彼女の秘密を知った第六王子エドワードから「俺の婚約者になれ！」と言われ、リアリスはこの国を揺るがす王位継承権の舞台へと連れ出される。
穏やかな世界で静かに過ごしたい強き令嬢と、異能がもたらす差別的な世界を変えたい孤独な王子の、ロマンスファンタジー。

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

これも貴種流離譚でしょうか

主人公のリアリスさん、異能者を多数出している名家の生まれですが、どうやら無能者のようです。ただある夜、どうやらそうでもない、と気づく事件があります。
夢で見た女王はその能力ゆえに悲惨な最期を迎えていましたので、彼女は能力は隠し通すように決意しています。
オールカラーの異世界もので、冒頭では政略結婚？もしているようです。
導入部として、悪くはありませんでした。

[happymomoko · ★★★☆☆]

グレイン家の令嬢リアリス

グレイン家の令嬢リアリスは双子の姉エレナと違って異能力がないため両親や姉から疎まれ、息を殺して生きてきました。１７歳のときエレナが王家主催の交流会に参加することになり、リアリスは付き添いとして参加しました。エレナは何としても王位継承者筆頭のエリクシールに近づこうと必死でした。実はリアリスにも２年前に異能力が発現していたのですが、両親に利用されるだけと悟った彼女はそれを隠して生きてきました。だから交流会にもひっそりと参加し、やがて外に出ました。外に出たリアリスを狙う人物が背後から近づいてきました。果たして彼女の運命は？