【感想・ネタバレ】ハックルベリィ・フィンの冒険のレビュー

あらすじ

永遠のヒーロー、ハック少年の冒険物語! アメリカ文学の傑作が立松流に新翻案。ミシシッピー川を舞台に、宿なしの少年、ハックルベリィ・フィンと逃亡奴隷ジムがくりひろげる冒険物語。いまもなお、多くの人を魅了してやまないアメリカ文学の金字塔! 小学校中級より。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ミシシッピ川のほとりに住む今、ハックルベリィとともにいかだに乗ってミシシッピ川を下る気分になれる。もう今はこんなことできやしないけど、できる気になれるから、本を読むのって面白い…立松和平がオリジナルで川くだり冒険小説を書いたら、やっぱりこんな作品になるんだろうな。

0
2011年01月10日

ネタバレ 購入済み

最後が少し残念。でも名作!!

児童書なので、ひらがなが多めになっており少々読みづらい。
しかし、ハックルベリー君が話しかけてくるように書かれる文章は温かみがあって、味がある。

内容面で言えば、1800年代のアメリカの雰囲気が描かれていて面白い。
人々の、優しくて純粋で、疑うことを知らない部分と、すぐに暴徒と化してリンチに走ったりする荒々しい部分が同居している様子が良く描かれている。

あと、登場人物(詐欺師)の活躍するシーンがとても表現巧みでリアルだった。スピード感もありハラハラさせられて、物語の見せ場としてとても秀逸だったと思う。

しかし、やっぱり最後のエピソードが中だるみのようなものを感じさせてしまい残念だった。

個人的にはこの話の続きが知りたかった。



0
2015年01月09日

「児童書」ランキング