【感想・ネタバレ】2040年の未来予測のレビュー

あらすじ

※本書は、2021年に日経BPから刊行した『2040年の未来予測』を現在の情報に合わせて一部修正し、文庫化したものです。

考えられる人の未来は明るい
あなたは、年金や社会保障を未来も受けられるでしょうか? すべての問題は高齢者が増えることです。
地方が消滅する時代に、未来のあなたはどこに住んでいるでしょうか?
地震の備えはしていますか?
南海トラフ地震では、日本中で地震が連動して起こる可能性が高いでしょう。
温暖化については、どう考えていますか? あなたの未来に直結するでしょうか?

具体的に明日には何が起こる、と未来を予測するのは難しいですが、十年単位で見ると「起こりそうなこと」は予測しやすくなります。
そして、生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人であることは、歴史が証明しています。
未来が想定できていれば、右往左往することはありません。あなた個人に待ち受ける未来は、何も知らずにいたときの景色とは違ってくるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

5Gや6Gの開発でAR.VRが当たり前になる未来や
IOTの発達で空飛ぶ車やロボットと当たり前になる世界を想定しておられて、
すごくワクワクした。
また、その一方自然環境は悪化してるし、とくに
地震に関しての備えはしていて損がないと感じた。
未来のことが少し分かった気がして面白かった

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

予想が当たるか当たらないかは置いとくとしても、未来を考える思考法を理解しつつ、世界の現状を見つめ直すことができる。
•6Gで全ての家電がネットに繋がりリンクする
•日本の高齢化、人口減少が止まらない以上、経済拡大は見込めない
•21世紀は水が貴重資源になる
•一部の都心以外の地価は下がり続ける

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2025年04月21日

Posted by ブクログ

 本書は、タイトルのとおり、様々な分野における2040年の未来予測をされたものです。全体として未来は暗いものと予測されていますが、そのことを知っておき、自分なりの備えや行動をしておくことが大切かなと思いました。様々な分野について、割と断定的に書かれていて、情報の一つとして、興味深く読み進めることができました。

●テクノロジー
・6Gは2030年頃に実用化、低遅延、RFIDはチップ(半導体)が高価で量産化が必要
・自動運転にはセンサー、LiDAR(ライダー)はミリ波レーダーよりも小さな物体を検知
・新エネルギーとして全固体電池(燃えない、小さい、Liイオン電池の2倍のエネルギー貯蔵量)に期待
・風力発電、日本は浮体式が中心だが風力発電そのものが地形的に向かない
・核融合に期待
・テレビは絶滅しないが面白い番組はテレビ局以外がつくる、ながらには適している
・新聞は終わり
●経済(年金、税金、医療費)
・老人が増える問題
・年金を多くもらうには70歳まで働いて受給を遅らせること
・民間の保険は不要(高すぎる)
・預貯金は意味がない、金融サービスによって個人で老後資金をつくる、資産形成をするなら株式のインデックスファンド(NISA活用)
●衣・食・住
・培養肉、遺伝子編集魚
・マンションの価値下がる(マンションも戸建ても買わないほうがいい)
・オンライン教育は当たり前の時代になる
●天災
・水は希少資源

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

自分がこれから先何をしなければならないのかどういう対策をしなければならないのかを考えるために読んだ。
将来、日本は明るくないということが少しでも理解できたので読んで良かった。
若いうちに身体が動くうちに様々な準備をしなければならない。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

ネガティブな内容も多かったけどこれからどのように変化していくのか想像をかきたてるものも感じた
いまでも実現してるものもあるようだがそれが当たり前になるかどうか...抱えている問題点もあるだろうけどより良くなっていくことに期待したい

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

自分の想像力不足を実感しました。ちょっとイメージすれば展開できそうな未来図。そう遠くない時代を垣間見れた気がして楽しく読めました。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

2040年が決して遠くない未来だと実感した。そして自分自身もこの本に書かれている未来を体験する可能性があり、決して人ごとではない未来が待っていることを突きつけられた。
内容はネガティヴ要素がかなり多い。ポジティブな未来の側面も書かれているが、それが起こるから万事OKなんてことは一切なく、避けられないネガティヴな未来に自分はどう向き合っていくのかを考えさせられる。
もちろん予測ではある。が最悪を想定していかなければならないし、この本では最悪ではなく、ほぼ高確率で起こりうる未来が書かれている。
というのも、ただ未来のことが書かれているだけでなく、現在起こっている社会問題や環境問題、世界の現状もこの本には書かれているため、これらの問題が何かしらの発明や解決法が見つからない限り、こういう未来が待ってますよと、理由をつけて説明しているのである。
当たり前であるが未来は現在の積み重ねで出来ている。普段のほほんと毎日を過ごしてしまうのだけど、それだけでなく、今後いろんな情報を得て、対策を自分で考え自分や家族の身は自身で守っていかなければならない。
いざ、自分が将来「こうなるなら、もっと早く行動していたらよかった」とならないようにしていかなければならないと感じた。

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

 前半のテクノロジーの進歩についての記述は素晴らしい。さすが日本マイクロソフトの元社長だけあってデジタル技術の進歩についての記述は素晴らしい。8

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2025年04月10日

Posted by ブクログ

テクノロジーの進歩による明るい未来、人口動態を基礎とする未来の経済に見る不幸、衣食住や教育を考えての未来予測、天災への対応がたくさん簡潔に列記されているが、不幸につながる記述には不安を感じた。広く日本国民ひとりひとりが現実を見て考えていかないといけない課題ながら、選挙対策のばらまきと過度な労働者保護を続けていくと国際社会において弱体化が進むのではないかと不安になる。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

中国と監視カメラと個人データの話が面白かった。以前に読んだ『あぶない中国共産党』の中でも出てきた、歴史的民族的とでも言いたくなるような中国の監視社会の話の続きのように読めました。

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2025年05月03日

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