【感想・ネタバレ】みんなの秘密 <新装版>のレビュー

あらすじ

作家・林真理子の代表作
第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説

妻、夫、愛人、父、娘・・・
その「秘密」はもう、隠せない。

倉田涼子、三十四歳。不倫という甘やかな幸福を手にしても、まだそれは接吻にとどまっている・・・「爪を塗る女」。
水谷修司、四十八歳。大手銀行勤務。女子大生と関係中だが、過去の従姉の記憶に苛まれている・・・「従姉殺し」。
十二人の生々しい人間の「秘密」を描く、第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説集。

解説:藤田宜永

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Posted by ブクログ

【爪を塗る女】から始まって、登場人物が次の短編の主人公になる話し。どこかにあるかもしれないような妖しい話しだけど、林真理子らしく、話しの終わり方が小気味よく秀逸。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

林さんが、この手のものを書いているのを知りませんでした。面白く、なかなかの表現 観察に鋭さを感じました

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

物語の主人公が脇役→主役にリレー形式で変わっていく感じが面白いと思いました。

秘密とだけあって、それぞれの主人公の心の闇や、泥くさい部分を覗いている感じ。

一昔前の(しがらみ)(生きづらさ)が散りばめられてる気がしました。それを考えると現代は随分、自由になったのかな、、と思った。

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2025年05月05日

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