あらすじ
「アリッサだからだよ。本当に、愛してる」――解けた誤解の先にある、あますぎる独占欲。
王太子暗殺未遂事件が発生し、城内が緊迫する中、セオは過保護なまでにアリッサの身を案じ、彼女の行動を制限する。アリッサは、セオの真意を測りかね、彼の想い人は兄・レオナルドなのか、あるいは王女殿下なのかと苦悩する。
そんな中、偽の手紙によって窮地に陥るアリッサ。駆けつけたセオの機転により事なきを得るが、アリッサの身代わりとなったセオは負傷してしまう。
そんな彼の口から語られたのは、兄への当てつけなどではなく、出会った頃からアリッサ自身にだけ向けられていた一途な想いだった――
感情タグBEST3
お兄様最強
ヒロイン目線とヒーロー目線でそれぞれ「あの時はこう思っていたんだ」という描かれ方の物語。
ヒロインは変な参考書のせいで「本命はお兄様」とか「ロリコン説」とかを想定しながらも、やっぱりセオ様に惹かれていった。
一方のセオ様は実は中身は若干ポンコツだったw
ヒロイン目線の時はヤンデレ気味のイケメンだったのに、ヒーロー目線ではギャグ要素が強かった。
どちらの目線で読んでも、お兄様は最強!
楽しいお話でした。
王女のお茶会の件は要らなかったかな。
流石に幼稚すぎて大人が可哀想。
出来ればお兄様スピンオフが読みたいかも。