あらすじ
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カブルスピーヌ村は、南仏にある人口100人ほどの小さな村。カフェもなければスーパーもパン屋もない。
何にもないけど、雄大な自然とたくさんの猫に出会える美しいところ。そんな村を愛猫クミンとともに訪問してみた。
築1000年の石造り古民家に滞在しながら、羊肉料理やカスレ、朝どれのさやいんげんサラダなど、新鮮な素材を使った絶品料理に舌鼓を打ち、地元の人々や近所の猫と触れ合い、自然豊かな田舎を満喫…。
人気料理家・平野由希子の3週間に及ぶ南仏滞在記。ペットとともに飛行機旅をするためのTipsも多数掲載。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
南フランス猫と旅する美しい村
いいな
いいなぁ
ずっと想いながら読みました
写真も美しくて
ねこのいる風景いいなぁ
ねこが大好き
ずっとそばにいたい
ねこ旅は憧れ
それも!憧れの南仏
30年前
「南仏プロヴァンスの12ヶ月」の世界にどっぷりつかって
ずっと憧れてて
でもまだ行けてなくて。
その頃の想いがフツフツと湧き上がってきた
あぁ
やっぱり
絶対行きたい
ねこ2匹と暮らしてて
1匹がとてもビビりだから
一緒に旅行は行けないけど
もし一緒に行けるなら
南フランスのんびり田舎暮らし
させてあげたいなぁ
favorite sentence
*ミラは外で遊び回るのが大好き。森の中で思いっきり遊ばせてあげられる環境で一緒に暮らすことが私の願いでした。ここには広い森があり、美しい空がある。車も少ない、猫にとっても、私にとっても理想の環境ですね。
*薪を割っていると、ミラが近くを転げ回って遊ぶの。かけがえのない幸せを感じる時間ですね。
*人間は動物と一緒に暮らす権利があります。これはヨーロッパでは当たり前のこと。でもそのためには、私たちも環境を整えていかないとね。
Posted by ブクログ
地名を聞いただけで幸せな気分になるって、ありませんか?
「南仏プロヴァンス」って、一時期流行りました。
大ブームは去っても、南仏は素敵なところだと思います。
フランスは大きな国。
いくつかのエッセイを読んでも、都市部、特にパリと、郊外はまるで違う国のようと書かれていることも多い。
自給率100%以上の農業国なんですよね。
この本で描かれていること。
・旧知が始めた宿に招かれての南仏の旅
・お留守番が苦手な飼い猫を旅に同行する決意
・ペットを連れて旅をするための、実用的な経験談とアドバイス
・南仏の人々の暮らし
・農業国フランスの豊かな食べ物
・旅先の猫たち
写真が多くてきれい。
特に自慢ごとが書かれていなかったので、奥付けを見るまで、いろいろな肩書を持った人と分かりませんでした。
主張も控えめですが、日本でもペットと社会についてもっと考えてほしい、という気持ちを感じました。
一緒に旅をした黒猫の「クミン」ちゃんですが、性別不明。
環境が変わっても、とても肝がすわっていて、立派でした。
猫は家につく、犬は人につく、などと昔の人は言いましたが、猫だって人につくのだと思います。
猫派の私としては、ちょっとした風景の中に猫がいる・・・というのが好きです。
散歩の道端でハーブを摘む、というのも素敵でした。自然はいいなあ。