【感想・ネタバレ】ごぞんじ 開高健と翻訳者との往復書簡177通のレビュー

あらすじ

開高健が翻訳者に明かしていた著作への思い。

『輝ける闇』や『オーパ!』などで知られる開高健は、『夏の闇』などを翻訳したセシリア瀬川氏と、翻訳にまつわる質問と回答などで頻繁に手紙を交わしていた。
内容は語句の説明や日米の言い回しの違いなどが中心だったが、次第にプライベートな部分にまで及び、開高は著作にかける思いや思うように書けない悩み、趣味のこと、病気のことなどまでありのままに瀬川氏に打ち明けていた。
これまで知られていなかった開高文学の真実と開高健の素顔を、177通の往復書簡を通じて明らかにする。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

作家であり冒険家、ユーモリストであって純文学人そんな有名人が翻訳者と交わす幾多の書簡。時に笑いまた時にはダメだしし、読みながら熱くなることも多々。一つの本にまとめ上げた著者に敬意を表す。

0
2025年05月11日

「エッセイ・紀行」ランキング