あらすじ
警官の吉積は、火災現場で高校の先輩・蓮と七年ぶりに再会する。昔と変わらず美しく飄々とした蓮は、目に見えないはずの手がかりを吉積に伝えて去り、直後に吉積は蓮と同じ特殊部鑑識課に配属された。蓮は感覚が異常に鋭敏な〈センチネル〉で、吉積は彼をサポートする〈ガイド〉に選ばれたのだ。能力を役立てることを至上とする蓮は、捜査で成果を上げるためだけに、ガイドとの絆を作る行為……つまりセックスしようと言い出し……。松基羊先生の口絵・挿絵も収録。
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Posted by ブクログ
センチネルバース物読むのは初めて。
警察官で、ガイド初心者の吉積×センチネルの中条
最初、攻めが塩対応で大丈夫かなと思いながら読んでた…。情緒未発達のセンチネルは子どもっぽくなりがちで、あっけらかんとHに誘ったりして、二人の温度差がすごい。
でも、仕事を通してだんだんと打ち解けていくのが良かった。
超能力モノ好きなので、楽しめました
匿名
作者さん買いです。
イラストも好きな人なので、嬉しかったです。
センチネルバースものは初めて読みましたが、
切ない感じになりますね。
その後の話も読みたいです。
Posted by ブクログ
センチネンタルバースは初めてでした。
感覚が異常に鋭敏な〈センチネル〉とサポートする〈ガイド〉。
再会した中条から「ガイド」に選ばれた吉積。
吉積の真面目な性格が中条の飄々とした態度に戸惑い、中条から【絆】を得る為にセックスしようと持ちかけられた時の拒否の言葉がそんな吉積の性格を現していて好ましいと思いました。
でも中条は特異な生活環境で育ったために感覚がズレていると言うのかズレが生じてしまうのが可愛く、でも役に立つためには切なく感じました。
センチネンタルが(ゾーンアウト)から抜け出せなくなると待っているのは「死」だと知り中条の「ガイド」を"分かるまで"辞めると告げた事で中条はその理由が分からず力を吉積の役にたつために使い(ゾーンアウト)してしまった時の中条の吉積への言葉、胸が痛くなりました。
でも吉積は諦めること無く中条を待ち、中条の為に吹く口笛「OverTheRainbow」で(もうひとつのあの歌声(笑)がかな?)目覚めた中条。
これからは自分の本当にしたい事を見つけて吉積と共に生きていきたいと思えるようになって本当に良かったです。
吉積が警察官になった事件を思い起こさせる連続放火事件ではもしかして?と思っていた人物が犯人だったのは哀しかった。
とても胸に残るお話でした。
特典ペーパーでの「星に願いを」叶いますようにと。