あらすじ
虚偽の発信,誹謗中傷,妨害,買収――.今注目を集める公職選挙法は何を定めているのか.どうしたら違反なのか,SNSは使っていいのか?数々の選挙をくぐってきた実務経験者が,複雑怪奇なこの法律を通じて見えてくる日本の選挙と政治のリアルをわかりやすく解説.
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Posted by ブクログ
岩波ブックレットNo.1106です
というわけで、公職選挙法です
間接民主主義を成立させる上で最も重要と言えるのは「公正な選挙」なわけなんですが、その「公正な選挙」を担保するための法律が公職選挙法なわけです
つまりとっても重要な法律と言えるわけなんですが、正直よく分からんのよね
なぜか?
うん、よく分からんように出来てるからw
そもそも公職選挙法ってのは大正時代から変わっていないようなところがたくさんあって今の時代にぜんぜん合ってない
抜け道やグレーゾーンがたくさんある
運用面で各地方の選挙管理委員会で違っていることが多い
などなど問題だらけの法律なんですな
じゃあなんで改正しないの?ってわけです
それはね、問題だらけの上に、どこまでやったらアウトなのかも実際よくわからんって状態は経験者有利だからなのよ!
法律を改正する現職の人たちはギリギリの線を経験済みだけど、将来相手する新人には分かりづらい、ちょっとしたミスで当選取り消しになってしまう
絶対変えませんわw
じゃあどうすりゃいいのよ!
安心して下さい
ちゃんと書いてありました
我々国民がしっかり勉強して声を上げればいいんです
「おかしいやないかーい!」「ちゃんと変えない奴らには投票せんぞ!」と大騒ぎすればいいのです
簡単、簡単
いや難しいわ!( ゚д゚ )クワッ!!
でも難しいからと言ってそのままにしてちゃいかんよな〜
第一歩としておすすめの良書でした!