あらすじ
借金のカタで売られてきたり、役者修業で預けられた少年が春をひさぐ陰間茶屋。多くは普通の男の子が、金のために心ならずも身を任せているのだが、中には本気で客の男に惚れてしまう者もいた。恋した客に裏切られては泣くささらを、呆れながらも慰めてきた大店の次男坊・信理。互いに本命ではない者同士が、いつしか…。「ささ夜の恋」他に「宵の白砂」「しあわせの時」「ただあざやかな恋のため」「いつかそのまなざしで」「夏のせいだから」「これからの僕ら」を収録。
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Posted by ブクログ
男昌の時代モノと、後半は現代。短編集。ありきたりな内容なんだけど、どれも好きだなぁ。一途なんだな、全部が。一途だけど重くない、病んでない、ガキくさくない。突飛な設定もないし絵も個性的でもないのできっと読後の印象は薄くなっちゃうかもだけど、とても良かった。