【感想・ネタバレ】明智卿死人を起すのレビュー

あらすじ

「では、明智小五郎権刑部卿。良き報せを待っている」帝の新たな命により、行方不明となった陰陽師の捜索にあたるべく堺を訪れた明智卿と安倍天晴。堺には納屋衆という商人たちの組合があり、それぞれ大店では上級陰陽師を抱えている。消え失せたのは人望も厚い熟練の陰陽師・土御門。錯綜する証言を前にさしもの明智卿も困惑する。いっぽう京では、若い娘と老人の骸が相次いで盗まれていた。堺と京、商いと政の中心地でそれぞれ発生した奇怪な事件は、やがて思わぬ場所で交錯する。魔術の発達した世界の犯罪に、名探偵と陰陽師が挑む本格ミステリシリーズ、待望の続編登場!/解説=松浦正人

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今作は、二作目である以上設定がわかっているかりの安心感ありました。
ただミステリ的二転三転が面白くなかなか良かったです。

2959冊
今年187冊目

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

明智卿シリーズの2冊目。前作は館ものでしたが、今作は堺の町が舞台のシティアドベンチャーになっています。将軍がいて、魔術師としての陰陽師がいる世界観なので、堺も現実の堺とは異なります。そんな堺の作りこみ含め世界観がしっかりしているので、作品世界にどっぷり浸かれます。
相変わらず遊び心が満載ですが、すべてを味わうには私ではまだまだ素養が足りません。もっと経験値を高めてから再読したい本ですね。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

上級陰陽師の失踪と盗まれた老人や娘の骸の謎。前作より陰陽師の術による派手さは控えめだが、さまざまな要素が複雑に絡み合う背景を解きほぐす、明智卿の緻密な捜査と推理が際立つ巻だった。次の巻では天晴の活躍がもっと見たい。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

半分くらい理解してないのに、なぜか面白い不思議なシリーズ。前作で世界観を提示し終えているからか、小ネタの詰め込み感や悪ノリ感がなくなり(気づいてないだけかも)、スッキリした。

しかし、ここの出版社の文庫本は、日本人作家の作品に限って、印字がうっすい。読めなくはないけど、頭が痛くなるから一気読みできない。文庫書き下ろしなら、もうシリーズ追いかけられないな…単行本出して…

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2025年09月30日

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