あらすじ
前崎中央高校に入学した利根和奏は、新入生向けの部活紹介で、異彩を放つ金髪ギャルの姿に釘付けとなった。あろうことかその科学部部長は、壇上で「犯罪と見なされない形で行われる、人為的な食中毒」について滔々と語り始めたのだ! 彼女の言動に興味を惹かれ、科学部に加わった和奏は、クラスメイトたちが話していた、校舎裏にひっそりと建っている石碑の謎についての調査を提案。男子校出身の安井良をはじめ、お馴染みのメンバーも加わった科学部の調査では、思わぬ結果が……。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞受賞作に繫がる〈中央高校科学部〉シリーズ第2弾。/【目次】#36 校舎裏の謎の石碑……校舎裏にある謎の石碑で不思議な発光騒動が!?/#37 死者の呪い……幼馴染みの呪い? バーベキューでの不可解な食中毒事件/#38 図書室の忌書事件ふたたび……中央高校の図書室には呪われた本がまだある!
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Posted by ブクログ
校舎裏の石碑周囲での発光現象。BBQでの不可解な食中毒。図書室に未だ「触れてはいけない本」が残存。そんな不可解でオカルトのように思える現象も、化学的に説明できるというケミカル・ミステリ作品第2弾。ミステリ部分の化学的説得力は健在であるとともに、今回は主人公の良自身そして友人たちの過去といった人物像の深堀りが多く描かれており、人付き合いを通じて、未熟だった良の人格的成長が見られたのが良かった。最後には珠理とのラブコメの波動も感じたしね。そして、新入生の和奏が良いキャラしているのが頼もしい。続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
1巻でノリも予習できていたので、
読みやすくなってさらりと読めた2巻。
謎のカテゴリーも幅広くて飽きずに読めるのがいい。
ただネット連載の文体のクセがまだまだ残っていて
登場人物たちがみんな揃って同じノリを共有していたり、
巻をまたいでもいつまでも同じネタを捏ねていたり、
そういえば「薬屋のひとりごと」もはじめの方はこういう書き方だったなぁ、となる。
「薬屋」は主人公の性格もあってその文体も作風の一部と捉えていたけれど、
現代の学園が舞台となると、もうちょっと展開にキレが欲しくなったりする。
Posted by ブクログ
科学系のミステリーですが、あくまでも高校生の手が届く範囲に留めているのがいい。高校生の頃を思い出す。なんかこう変な方向に詳しい先輩がいたりするんですよね。
本書の3話目で図書室の本をかたっぱしから調べていますが、図書室の準備室の奥の部屋とか私の高校にもありました。図書室には出ない色々な本があって面白かった記憶があります。