【感想・ネタバレ】写真・ポスターに見るナチス宣伝術 ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へのレビュー

あらすじ

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日本初公開の写真・ポスター(ドイツ連邦アーカイブなど所蔵)をふんだんに所収して、第1次世界大戦からナチスの台頭・躍進・独裁、第2次世界大戦、ユダヤ人虐殺、第三帝国の崩壊までの歴史をレクチャーしたうえで、ナチ・プロパガンダ神話の本質に迫る。

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Posted by ブクログ

 ナチスのプロパガンダに対する分析をテーマにしたような書名だが、内容はむしろ第一次大戦から第二次大戦終結までのドイツ・ナチスの通史的叙述が多くを占める(ホロコーストに関する記述も多い)。ナチスの政権獲得過程においてプロパガンダよりも暴力・テロが決定的な役割を果たしたとみなす。

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2018年08月16日

Posted by ブクログ

難しい文章&専門用語&数字のオンパレードなのと、あまり歴史を理解していないので読んでいて疲れた。ヒトラーは青少年期とても苦しい思いをして、その恨みをユダヤ人にぶつけたという話を聴いたことがあるけれど、この本を読む限り、責任転嫁ばかりで生きてきたのだなぁ。妹の奨学金の着服やら、大学の勉学の怠りやら。WWⅠの敗戦から、国民が簡単にナチ政権を押してきたわけではなく、じわじわと攻防を繰り返しながら、与党となっていった経緯がおおまかにわかる(詳細にわかると思うのだけど、私は政況の流れはこの本では難しくて理解しきれない)。ドイツが破れた後の、フランス国内での、ドイツ兵に協力した民や交際していた女性への略奪やみせしめなども載っていて痛ましい。繰り返してはならない歴史。

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2011年10月02日

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