【感想・ネタバレ】東京闇虫 6巻のレビュー

あらすじ

最強のオッサン・国男にリベンジを挑んだ加藤だが、国男は川本を指名し、国男 が隠し持つ大金をさらう計画が破たんする。浅村、愛場、さくらも別ルートで金を狙い…!? 人生で最も選びたくないシナリオ、息をのむ第6巻!

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Posted by ブクログ

 祝映画化ということでおめでとうございます。こういう人間の脆さがでるマンガはドラマにもできるのが売りですよねぇ。さて今巻はついに国男との闘いのゴングが鳴り響き、ひとつの決意を胸に押し込める加藤の姿が描かれました。

 選ぶことが大切。流されるままに流されてきた加藤くん、ついにここで決心します。今の自分の寄り添いどころの浅村に言い放つ決意の言葉。自分のやりたいことに都合のいい理由をつけて楽な方に逃げる。実に人間らしい行動の塊だった加藤くんがここで真の男になるために踏ん張る。この姿に微かなカタルシスを感じてしまいました。

 モンスター国男。朽ちた建物とはいえコンクリートをぶちぬく強さを持つ国男をどう倒すか。思わずツンデレ愛場さんも心配になってしまうほどの力をもっているこの怪物を倒す方法ってあるのかなぁと思いました。車に轢かれても余裕で立っちゃうところとかターミネーターかよ!とツッコミ入れたくなりました。そんな怪物には怪物で対抗だとガチャポン戦士29番くん投入。愛場さんの加藤愛に泣きが入ります。

 第一章と銘打った今シリーズも次巻でラストみたいなのでどんな締めくくりでくるか楽しみですね。映画見に行きたいな。

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2013年03月02日

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