【感想・ネタバレ】まさか私がクビですか? なぜか裁判沙汰になった人たちの告白のレビュー

あらすじ

法廷で次々明らかになる、本当にあった怖い話。
◎パパ活なのか、恋なのか? 会社役員が「恋人」と信じた女子高生には「本当の彼氏」がいた
◎泥酔で失った商社内定。入社歓迎会で吐いた「記憶にない暴言」の重過ぎる代償
◎銀行副店長が解雇されたあまりにも些細な理由。洗剤の試供品を持ち帰ったら「窃盗」に?
……積水ハウス「地面師事件」にソフトバンク部長の隠れ副業、有名企業の社員も例外ではなく、私たちの日常は意外に怖い。身につまされて学びになるリーガル・ノンフィクション。日本経済新聞電子版の人気連載を書籍化。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分の判断基準が、世の中の基準から外れると、制裁を受ける。やはり定期的に、クビになる事例を学ぶことが、予防に繋がると思った。コンプライアンスやガバナンス違反、昭和、平成は緩かった気がする。自分の知識をアップデートしないと危ない。

0
2025年04月29日

Posted by ブクログ

日常で起こり得る出来事で、司法のお世話になった方々の事例集的な本。読みやすく、またテーマも多様でした。自分自身が本書にあるような出来事の当事者になる可能性は相当に低く感じますが、注意喚起的に眺めるのが良いかと思いました。

0
2025年10月23日

Posted by ブクログ

日経で広告を見てから、興味を持って購入。
予期せず訴えられること、それ自体がおおよそ自分とは無関係に思えるけど、事実は小説よりも奇なりという事なのかな。
法の無知はこれを許さず。
この本とあとがきを読んで、ドラゴン桜でも似たようなこと言ってたな……と頭に浮かんだ。

0
2025年10月15日

Posted by ブクログ

日経新聞で連載されている、実際の民事訴訟や刑事事件を題材にしたコラム「揺れた天秤」をまとめた本。

一つ一つの事件は、他人事としてみると、様々な人間模様が見られるドラマであり興味深かった。一方、自分毎として見ると、日常生活のすぐ側にトラブルが潜んでいる現実を目の当たりにするノンフィクションであり、人間の恐さを実感させられた。

0
2025年11月14日

Posted by ブクログ

犯罪とは知らずにやってしまったこと、知りつつ抜けられなかったこと
他人事のようで明日は我が身な事
タイトルと表紙とのイラストとは裏腹に多様な裁判事例を集めた一冊
誰もが巻き込まれる可能性を秘めていると実感
もしそんな場面に出会したら自分はどうするだろう?
興味深い話しが多数あり、自分も、知らなかった、犯罪とは思わなかったと足元を掬われないようにしたい
ひとつ希望するならば、次回続編が出る時には民事の相続関係の修羅場も取り上げてほしい

0
2025年11月12日

Posted by ブクログ

読み物としては面白いけど、そいつをやっちゃあクビだよね。な事例が盛り沢山。

【お1人様1個を何個も取ったらどうなるのか?】

【たった1度の飲酒運転で退職金数千万を失った話。】

【仕組債でやらかす(誘導された)女性。】

【育休から戻ったら窓際扱い…これは不当だと提訴する女性。】
(出産や育休をきっかけにフルタイムで働けなくなった女性がキャリアコースを外れることを【マミートラック】という)

P142の通勤電車で泥酔客から女性を救った男性…なのに労災が認められない話はちょっと切なく感じた。

『これぐらいいいんじゃないか』から起こってる事例が多く(消火器で上司を殴るのはいきすぎだけど)気の緩みが取り返しのつかないことにつながる。

事例を知り、これらをやらないよう反面教師にする気持ちで読むとためになると思う。

0
2025年11月02日

Posted by ブクログ

多数の裁判事例がまとめられた本。
そりゃ訴えられるやろうと言うものから、えっそれダメなの?と言うものまで多数の事例ありとても参考になる。
いつ自分に降りかかるかもしないと思って、気を引き締めて生きていきたい。

0
2025年10月10日

Posted by ブクログ

タイトルがミスリードだが、雇用関係のトラブルだけでなく、三面記事で話題になった裁判のその後を集めたもの。件数を減らして深掘りして欲しかった。いくつかは面白いケースもあったが。

0
2025年08月17日

Posted by ブクログ

日常の些細な出来事から裁判になり多くは人生を変えることとなる。泥酔して暴言、社内チャットでの愚痴や不正利用、粉飾決算。不正ではあるが、経緯を見るとどれも陥りそうな事例。
1件死後の嫡出認知の件は少し興味。

0
2025年08月13日

Posted by ブクログ

タイトルで気になった本。
身近で起きてしまいそうな身近な事例集といったイメージ。
裁判所に傍聴しに行ったことが過去にあるが、本当に様々な人間模様があるので、罪を犯す人の思いも人それぞれ。
この本は自分でもいつかやってしまうかもと思わせられる事例で身につまされる気持ち。
あくまで事例集っぽいので、なにか具体的に学ぶといった部類ではない印象。

0
2025年08月03日

Posted by ブクログ

2025/05/04予約 48
副題の
なぜか裁判沙汰になった人たち…
本当にそう。
特に通勤電車で泥酔客からの暴行、労災認定されずというのはどうしてか理由も納得のいくものではなかった。ご本人はどんなにか不満だろう、と思う。
もちろんなぜか、と思わない案件も記載されている。でもなかなか法律には縁遠いので知らなかった事も多数。

0
2025年07月25日

Posted by ブクログ

“事実は小説よりも奇なり”まさしくそんな本でした。
『いやいやそんなこと誰もせえへんやろ〜』って事もあれば、『えっ?そんなことで、そんな処遇(判決)を受けるん?我にもあり得るかもやん』ってこともあり、さまざまなノンフィクションの出来事が掲載されており、いろんな意味で勉強になりました。
もちろん知ってた事件もあったが、そのニュースの裏側までは知りもせず、驚いたり、考えさせられるような側面もある事件も中にはあった。
なんやろなぁ、結局は平々凡々な人生が一番幸せなんやろか。。。

0
2025年07月25日

Posted by ブクログ

日常には様々なトラブルが潜み、いつ自分が加害者になるか分からない。

本書は、様々なトラブルの当事者/被害者について、司法はどう判断したかを追っていく。タイトルにはクビとあり会社等を解雇された事例が多いが、それ以外にもご近所トラブルなど幅広い。

印象深いのは7章で、そんなことが実際にあったの?と思う事例が多数。一方、帰宅途中に電車の中で酔っ払いから女性を助けて被害にあったのに、労災認定されなかった事例は見てみぬ触らぬ神に祟りなしと感じさせる事例で、なんとも悲しい。暴行した本人に直接やらないと駄目なのかと思ってしまった。

0
2025年07月05日

Posted by ブクログ

一線を越えたばかりに退職金も0になってしまった人たちの身につまされるお話。『ご自由にお持ち帰りください』も度を超すと大きなしっぺ返しをくらってしまう。でも、もっと巨悪もいるしな・・とも思う。一線は越さないように気を付けよう。

0
2025年07月04日

「学術・語学」ランキング