【感想・ネタバレ】金色の星のレビュー

あらすじ

9つの時に死んでしまったメルの母親は、すみれ色の瞳にブロンドの髪をしていて、いつも自慢だった。そんな母親に似た女の子が家に来ると聞いたメルは期待しすぎてしまって、まるで似ていないと思ったジェインに冷たくあたる。ジェインがメルの学校に通うことになり、いままでの平穏だったメルの学校生活が一変する!代表作ほか「ラブリー・ジーン」「やさしい風」を収録。

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Posted by ブクログ

少し長めの、むか~しの学園友情モノと、
その前日譚、他1編。
1988年2月刊だが、収録作は更に古い!

 金色の星(『別冊少女コミック』1973年10~11月号)
 ラブリー・ジーン(『別冊少女コミック』1973年7月号)
 やさしい風(『別冊少女コミック』1975年2月号)

その時代の読者に好まれた、
俗に言う「赤毛もの」ってヤツでしょうか。
今はこういう呼び方自体、差別的な響きを帯びるので
用いるべきではないとも言える気がしますが。
欧米が舞台で、
金髪碧眼の美少年・美少女たちのドラマなのだけど、
キャラクターの行動様式や基本的な思考回路は純和風、
みたいな(笑)。
ウェットですなぁ、
みんなよく泣くし、下手するとすぐ死ぬし(爆)。

表題作は、ガッと圧縮して言ったら、
中性的な美少年が大切な親友(男子&女子)
二人のために無理を押して頑張る話、といったところ。
病気ネタも多いかな。
現代ではきちんと治療できるけれども、
当時は不治と見なされていた病にかかった
主要登場人物が命を賭けて何事か成し遂げる、とか……。

ところで、そのうち上書き修正されるかもしれないが、
書影が実物と違いますね。

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2020年08月20日

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