あらすじ
セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。日常のストレスに気づき、心の根っこにあるもやもやを解消し、自分にやさしくする技術を身につける一冊です。こんな人におすすめ:寝る前も勉強や仕事が気になってリラックスできない/休むと自分を甘やかしているようで罪悪感がある/人に迷惑をかけるのが怖くてSOSを出せない/みんなはもっと頑張っているのに……と落ち込む 【目次】第I部 自分にやさしく気づきを向ける/第1章 ストレスに気づいて観察する/第2章 ストレスを感じる自分にやさしさを向ける/第II部 周囲からのサポートを受けることで自分にやさしくする/第3章 孤立せずに人とつながることの重要性/第4章 サポート資源を確認したり調べたりする/第5章 サポートネットワークを作成し、積極的に活用する/第III部 「自分にやさしくする」スキルを身につける/第6章 安心安全を自分に与える/第7章 中核的感情欲求に気づいて、満たす/第8章 セルフ・コンパッションを理解し、実践する
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Posted by ブクログ
我慢していたことがあって、でも頭では「相手の事情を考えれば仕方のないことだ」と、物分かりよくしようとしていた。
この本を読みながら、自分のおなかのあたりに手を当てて「ほんとはどう思ってる?」と話しかけた。
私は子どもらしい子ども時代を送ってないし、長い間こんな対話はして来なかったので、何の返事もないかも、と思ってたのに、すぐに
「(我慢してたことに対して)嫌だ嫌だ嫌だ!!!」という連呼が押し寄せてきて、主張していたこと、それが聞こえたことに公共の場にいたけど涙ぐんでしまった。
チャイルドとヘルシーさんの両者がちゃんと意識されて、話しかけ合ったりの連携がないと、外側の世界へいきなりチャイルドが晒されて傷ついたり、チャイルドを黙らせてヘルシーさんと外だけのやりとりで全てが決定されたりして、今まで生きづらかったんだなと思う。
恐らくこのジャンルのほんの入り口について触れた本だと思うけれど、読みやすくて良いと思う。
次は認知行動療法のワークブックやってみる。
Posted by ブクログ
著者は公認心理士、臨床心理士、洗足ストレスコーピングサポートオフィス処置用。
認知行動療法の一つであるスキーマ療法。スキーマとは自分を生きづらくさせる心の根っこのこと。この心の根っこから自分を解放することをめざす。
自分のなかに小さな子ども,内なるチャイルド、がいると想定し、チャイルドが傷ついていたらやさしくケアし、チャイルドが望む方向に人生を進めるようサポートする,自分に優しくすることが重要,そのための実践がスキーマ療法、
外から受けるストレッサー
心の中にあるストレスの原因となるストレッサー
をまず洗い出し書き出し外在化させる。
読む人,これを読んで助けやサポートを求める人がとまどわないように、具体的に紙に,スマホに,パソコンに、と自分ができるやり方で外在化しようと丁寧に書かれている。各章の終わりには、実践してほしいこと,期間もわかりやすく丁寧に書かれている、サポートが欲しい,サポートが必要な場合には、何度も読見返したり、各章の実践を1週間単位などでやっていくことになるがそのくらい具体的であり、そうでない場合な2、3時間で読め,平易な文章てよく理解できる。
スキーマ療法や、生きづらい,ストレスを感じる、レベルでも、トラウマがあるレベルでも、やさしく寄り添ってくれるような、著者の方の体験や行動も書かれていて具体的なので取り組みやすいし,こういうことを知っておくのはとても良いことだと思う。
信田さよ子さんの本のような、ヒリヒリとつらくなるようなことは書いてなくて、とにかく、どんなことをストレスととらえるかとらえてよいのか、どんなサポートかをあるか、どうみつけるか、がやさしく優しく易しく書いてある。
帯には、
セルフケアしなければいけないと思っていませんか?
寝る前も勉強や仕事が気になる
休むと甘えているようで罪悪感
人に迷惑をかけるのが怖い
心の根っこにあるもやもやを解消して明日からを生きやすくする技術をあなたに
とある。
セルフケアとは自分で助けること、ではなく。ほかの全ての社会の成り立ち同様に、互いに頼り頼られ関わりを持つことだと。その中で自立して生きて行けるのだ、と。
熊谷晋一郎くまがやさんの言葉 自立とは依存先を増やすこと を引用され,とても大切にされている。
Posted by ブクログ
スキーマ療法とセルフ・コンパッションを組み合わせて、『自分にやさしくする生き方』について解説する。若い読者向けの新書のため、平易に書かれている。自分でも他人でも受容し、理解し合えるという行為が大切で、自分の感情のアンテナに注目していきたいと思った。具体例に関しては冷めて読んでしまう内容もあったが、精神的に病んでいる人に対しては大袈裟な方が理解されやすいのかもしれない。全体として、自分が求めている内容とは異なっていたため、物足りなさがあったので、他の本を探してみる。
Posted by ブクログ
セルフケア「しなければ」と思っていませんか?
セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。日常のストレスに気づき、心の根っこにあるもやもやを解消し、自分にやさしくする技術を身につける一冊です。
「自分にやさしくする」ことは、一種の「スキル」すなわち「技術」であると気軽に考えてもらいたいのです。スキルは練習によって身につけることができます。(紹介文より)
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この本に書かれているように、自分に優しくしたい、と思いつつ、余裕がないと優しくできないのでは、と疑っている自分もいる。それはすでに私は私に厳しいんだろうなと。まずは、「チャイルド」の声に耳を傾けるところからかなと。
ワークをするには、パワーが必要な気がする。
・今の社会は「自分に厳しくあれ」というメッセージだらけ
・「内なるチャイルド」をケアする「大人のわたし」。徹底的に自分に優しくする。
第1章 ストレスに気づいて観察する
<実践ワーク>
ストレスに対するセルフモニタリングとできる範囲での外在化(書き出し)
第2章 ストレスを感じる自分にやさしさを向ける
・自分を二つに分けてみる「ヘルシーさん」と「チャイルド」
・「ヘルシーさん」が「チャイルド」を共感し承認しケアする
<実践ワーク>
「ヘルシーさん」が「チャイルド」に対してストレス反応について尋ねるワーク。「チャイルド」が何を言ってきても「そうなんだ」とそのまま受け入れる。(ジャッジしない)
第3章 孤立せず人とつながることの重要性
・孤立が最大のストレッサーであり、心をひとりぼっちにしない
・自立は依存先を増やすこと
・誰かをサポートすることも自己効力感の強化
第4章 サポート資源を確認したり調べたりする
・濃い関係のサポートが必要なわけではない。薄くても、人じゃなくて機関でもよくて、とにかく心をひとりぼっちにしないこと
・亡くなった人、歴史上の偉人、推し、架空のキャラ、ペット、ChatGTP、その他なんでもOK
第5章 サポートネットワークを作成し、積極的に活用する
・サポートネットワークを「ヘルシーさん」と「チャイルド」の周りに分かるように外在化(書き出す)
・それを毎朝眺める
第6章 安心安全を自分に与える
・安心安全を取れない場所や人からは距離を置く
・まずは体のケア(睡眠、食事、清潔、清潔、運動、リラックスなど)
第7章 中核的感情欲求に気づいて、満たす
・「無条件に愛してもらいたい」「上手にやりたい」「自分の価値や意思を大事にしたい」「自由にのびのび動きたい」「自律したい」
第8章 セルフ・コンパッションを理解し、実践する
・セルフ・コンパッション=自分への思いやり(マインドフルネス/自分への優しさ/共通の人間性)