【感想・ネタバレ】言葉の園のお菓子番~大切な場所のレビュー

あらすじ

言葉を紡ぎ、人と繋がり、
心が触れ合うなかで何かが変わっていく──。
『活版印刷三日月堂』の著者が心を込めて描く
大人気シリーズ、第6巻!

亡き祖母が通っていた連句会「ひとつばたご」と出合って二年半。
ブックカフェで働き連句を続けながら得た新しい縁は、
一葉をはじめての世界へと導いていく。
そんななか、文芸マーケットへの参加や雑誌作りを通して、
漠然と抱いていた想いの輪郭が少しずつ見えてきて──。
自分はどこに行きたいのか。何ができるのか。
ほんとうに大切なこと、大切な場所とは?言葉に気持ちを載せ、人と繋がり、
自分を見つめて前へ進む主人公の歩みに励まされると共感の声が届き続ける、
大人気シリーズ待望の第六弾!

★★プロフィール★★
ほしおさなえ (ほしお さなえ)
1964年東京都生まれ。作家・詩人。
1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。
2016年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が第5回静岡書店大賞を受賞。
主な作品に、ベストセラーとなった「活版印刷三日月堂」シリーズのほか
「銀河ホテルの居候」「菓子屋横丁月光荘」「紙屋ふじさき記念館」シリーズ、
『琴子は着物の夢を見る』『祓い師笹目とウツログサ』『まぼろしを織る』
『東京のぼる坂くだる坂』『金継ぎの家 あたたかなしずくたち』
『三ノ池植物園標本室』(上下巻)、児童書「ものだま探偵団」シリーズなど多数がある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一葉の父と「きりん座」の大輔さんの坂の雑誌がついに完成…!
一葉のお父さんの、青春への返り方がとてもいいな、と思う。生きていれば父も趣味を楽しんだのだろうな。

「ひとつばたご」の連句は、並ぶ形で出てくるのは一部で、全体を並べて見てみたいと思った。

前作あたりからひとつばたご以外との関わりがしっかりと出始めて、赤裸々ではないにしろ恋愛のもめごとが出てきたのが意外。
そんな中で一葉はそういう気配がなくなぜかほっとした。

0
2025年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
お化け階段
特別な人
坂道ノート
レゾンデートル
大切な場所
梅の咲く庭

大輔と一葉の父の写真+エッセイ雑誌完成。
「アカシア」の詩の朗読会を「あずきブックス」で開催。
「きりん座」の変化。
「ひとつばたご」の雑誌企画と、SNS連句企画が進む。
おいしそうなお菓子と広がりを持つ連句の世界。
詩や短歌、写真と世界は広がっていく。

平和だからできること。

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2025年09月06日

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