【感想・ネタバレ】春立つ風のレビュー

あらすじ

油屋『出羽屋』の離れで放蕩息子一郎太が喉を突き、自ら命を絶ったという。主、忠左衛門と後添えのお栄に話を訊く同心木暮信次郎はいつになく執拗だ。彼が拘るということは、ただの自死ではないのか――。研ぎ澄まされた刃を封印し、揺るぎない商いの未来に情熱をそそぐ遠野屋清之介、岡っ引が天職の伊佐治、そして、清之介を獲物ととらえ、歪な眼差しで人を見る信次郎。男たちの感情が静かに熱くうねり合う、弥勒シリーズ最新刊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「弥勒」シリーズ、その13。

大店の放蕩息子が、内から戸締りをした離れの一室で遺書を残して自死。
そんなん絶対他殺〜密室殺人〜と思ったし、下手人も信次郎と同じ見立てだったので、本作は謎解きの魅力は今ひとつ。

けれど、信次郎が『揺れた』場面が、気になる…
そして、清之介は、兄に何を背負わされたのか
兄の逝去の場面にまったくふれず、二人の対峙する場面のみで、絡みつく業の重さを表現するところがたまらない。

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2026年04月06日

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