あらすじ
王宮の事務官として働く伯爵令嬢のアリーセ。ある日偶然、婚約者のルシアノが自分の妹と抱き合っているのを見かけてしまう。すぐに婚約を解消したいと申し出たものの、家の事情で拗れてしまい悩んでいた。落ち込んでいるところを王太子のヴィムに見つかり、正直に打ち明けると、彼から「俺の婚約者のフリをしてくれないか」と提案される。聞けば、婚約者のいないヴィムは、隣国のパーティーに連れていく女性を探しているという。王命で彼と婚約しているフリをすれば、穏便にルシアノとの関係を清算できるかもしれない……利害の一致からプロポーズを受けたはずだったのに、四六時中ヴィムから激しく求められて――? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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展開もよく、王太子の寵愛もわかりやすく読みやすかったです。ただ、元婚約者の処遇も妹の対応も母のおかしさも、話のゴールまでなんとなくスッキリしないのは、妹の寝とったのに良い子風に書いてあるところと母の強いあたりの原因がメンタルと言いながらもすぐに改善されてしまうあたりかな。少し醜さを描いて、幸せとの対比が見たかったかな。
ヒロインとは血の繋がらない妹。
ヒロインの婚約者は、妹と愛し合っていた。
でも、本当は、ヒロインが好きだった?
なんか、拗れた性格。
そして、自分は、悪くないと主張する。
どういう育ち方をしたらこうなるんだろう?
まあ、ヒロインが王太子に、溺愛されてるから良いけど。