【感想・ネタバレ】奇跡の一枚 世界一の動物写真 第3版のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

世界最高峰のネイチャー写真賞「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」50周年を記念して出版した「世界一の動物写真」の第3版。増補改訂版を出版した後の5年間のコンテストで受賞した見事な作品34枚を追加し、48ページ増量して発行する。登場する写真家は155人、掲載する写真は218枚だ。

それぞれの時代を代表する多くの偉大な写真家たちに焦点を当て、ネイチャー写真がどのように発展してきたかを解説する。黎明期の大型カメラから1960年代のカラーフィルムの台頭を経て、今日では動物写真の撮影技術はますます洗練され、誰も見ることのなかった未開の地までが被写体となっている。受賞作品は、画期的なポートレートから、思わずため息の漏れる空中撮影や水中写真、クローズアップ写真など幅広い。

それぞれの写真に付けられたキャプションは、背景にある物語を感じさせる。そこでは、時代を画した優れたネイチャー写真の重要性を解説し、世界を代表する写真家たちのビジョンや才能、情熱、撮影技術を明らかにする。ネイチャー写真に情熱を捧げた人や、60年間続くこの感動的な写真賞のファンこそが、本書に掲載した貴重な写真を次の世代につないでいくに違いない。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

世界最高峰のネイチャー写真賞
「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」
50周年を記念して出版した「世界一の動物写真」の第3版。
増補改訂版を出版した後の5年間のコンテストで受賞した
見事な作品34枚を追加し、48ページ増量して発行する。
記録から芸術へ 写真の起源 コンテストの始まり
被写体を「見る」技術    被写体の視線で見る
場に漂う雰囲気  そして光が現れた 決定的瞬間
野生の風景  自然のデザイン  白いキャンバス
より速く、もっと速く   ポートレートとポーズ
遠隔撮影の構図  小さな生き物たち  夜を撮る
物語のある写真  モノクロへの回帰  空中撮影
水中写真の革命  若者の熱意 最後のメッセージ
写真家索引

登場する写真家は155人、掲載する写真は218枚。
日本人は、高砂淳二、今森光彦、安藤誠。
写真の起源では、1839年のタルボットの「オシダ」。
初期の動物写真や自然の写真。
一眼レフやカラー写真等の技術の進化。
そしてコンテストの始まりが。
田中一村のような「霧に包まれたアナナス」
チベットスナギツネとヒマラヤマーモットの「決定的瞬間」
幻想的な青に世界「青い氷山とペンギン」
屈斜路湖の「ハクチョウの幻想」
環境汚染での「赤土に染まる川」
物語が生まれる海底の「水中世界」
10歳の少年による「デリケートなバランス」
密猟の真実「アフリカの“特産品”」など、
見事な写真が並びます。
空中・陸上・水中の動物たちの姿。自然の神秘。そして、
人間の罪深い行為への視線は真摯な厳しさがありました。

0
2025年02月04日

Posted by ブクログ

興味深い写真が多数あり、見応えのある写真集でした。
最後の方の人間による残酷な写真は考えさせられますが....

0
2025年01月15日

Posted by ブクログ

この写真を撮る瞬間は、感動の一瞬だったろう。私も何度か素晴らしい瞬間に出会った事があるが、ボケた写真にしかならない。読者にも伝わる一枚。凄い。羨ましい。

0
2024年11月26日

「趣味・実用」ランキング